Web Syllabus(講義概要)
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外科学
英文名 Surgery
科目概要 医学専攻(博士課程) 臨床医科学群(外科系) 2単位 講義
履修期 前期(9月迄)
科目責任者 比企 直樹
担当者 比企 直樹, 山下 継史, 隈元 雄介, 三階 貴史, 内藤 剛, 佐藤 武郎, 山梨 高広, 熊谷 厚志, 樋口 格, 西澤 伸恭, 渡辺 栄一郎, 菊池 真理子, 原田 宏輝, 五十嵐 一晴
講義室

授業の目的

外科学における基礎医学の臨床への展開と現代の外科学の潮流を理解する。20世紀後半から今世紀にかけ、医学・生物学の進歩は目覚しく、新しい世紀の課題はポストゲノム時代であるといわれる。これらことに分子生物学の研究成果は外科学にとっても無縁ではない。歴史的に治療学である外科学は、病的部分(病巣)を観血的手法(外科的手法)で切除し、残存する臓器の能を保全する、すなわち「切除」・「再建」に関する研究成果の上に発展してきた。これまで外科の手術手技ならびに麻酔学の進歩に支えられ、臓器置換による治療手段すなわち臓器移植や人工臓器に関するアイデアと可能性から、「置換外科」が展開した。これらの臨床応用には免疫学、細胞生物学、医用工学などさまざまな基礎研究の成果が集積され今日まで発展してきた。将来は再生医学の進歩にともない、「再生外科」への発展が期待されている。
また、人類の敵である悪性腫瘍の外科治療も、病的部分の摘除のみから出発し、今日では悪性腫瘍の生物学的悪性度に関する研究成果無くしては、悪性腫瘍の外科的治療の進歩は望めないところにきた。一方、医療におけるさまざまなニーズが変化し、患者QOLの維持には侵襲が少ない必要十分な外科学が求められる時代になった。およそ15年前から全世界的に広く行われるようになった内視鏡外科は、患者ニーズにこたえる外科治療であろう。これらの臨床展開には、分子生物学的研究、ロボット工学などの工学的研究支援などなくしては将来の発展はないであろう。
以上のように、基礎医学研究の土台を如何に臨床に展開するか、いわゆるトランスレイショナルリサーチの展開が未来の外科学を変貌させることになる。
これらの背景から、外科学における講義目標 key word を「外科における基礎医学と臨床展開を理解する」とした。

教育内容

自分が目指す専門分野の癌の分子異常に精通するための研究に携わる。

教育方法

自分が目指す専門分野の癌の分子異常に精通するため、癌種ごとの予後と治療法および検査に用いる可能性を秘めた遺伝子の発現などを解析する。重要な臨床的意義を示す場合、株化細胞に遺伝子導入して表現型の変化を観察し、場合によっては治療(抑制)実験も追加する。卒業後は臨床に活かせるように臨床と科学を繋ぐ思考回路を鍛えるため普段の議論を繰り返す。なお、解析結果及び観察結果の報告に対して、フィードバックを行う。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

DP1 専門領域の全般的な知識と最新の国際的研究動向の把握
DP2 先端の研究手法

授業内容

項目 内容 担当者 日時 講義室
1 胃癌・胃GISTの診断と外科治療 胃癌・胃GISTの病態と予後について 外科治療の方法と意義【スライド:英語】 比企 直樹
4/9④ 新M-5F 外科学カンファレンスルーム
2 GERDとBarrett食道の病態 接合部癌の病態と予後について GERDとBarrett食道の病態について【スライド:英語】 熊谷 厚志
4/16④ 新M-5F 外科学カンファレンスルーム
3 癌微小転移 リキッドバイオプシーと将来性 診断治療【スライド:英語】 原田 宏輝
4/23④ 新M-5F 外科学カンファレンスルーム
4 乳癌における個別化治療 乳癌の病態と予後について 癌治療における手術治療の意義【スライド:英語】 菊池 真理子
4/30④ 新M-5F 外科学カンファレンスルーム
5 外科手術と侵襲 周術期合併症と癌の予後について 手術症例をディスカッションする【スライド:英語】 山梨 高広
5/7④ 新M-5F 外科学カンファレンスルーム
6 食道癌と集学的治療 食道癌と抗癌剤耐性について 食道癌の外科治療【スライド:英語】 樋口 格
5/14④ 新M-5F 外科学カンファレンスルーム
7 外科学と腸内細菌学 腸内細菌が外科治療に与える分子レベルでの影響【スライド:英語】 渡辺 栄一郎
5/21④ 新M-5F 外科学カンファレンスルーム
8 大腸癌と低侵襲治療 大腸癌の病態と予後について 大腸癌と低侵襲治療【スライド:英語】 内藤 剛
5/28④ 新M-5F 外科学カンファレンスルーム
9 直腸癌と集学的治療 直腸癌における手術療法の役割 直腸癌と集学的治療【スライド:英語】 佐藤 武郎
6/4④ 新M-5F 外科学カンファレンスルーム
10 膵臓癌の診断と外科治療 膵臓癌の病態と予後について 外科治療の方法と意義【スライド:英語】 隈元 雄介
6/11④ 新M-5F 外科学カンファレンスルーム
11 胆道癌の外科治療 胆道癌の病態と予後について 胆道系癌の外科治療【スライド:英語】 山下 継史
6/18④ 新M-5F 外科学カンファレンスルーム
12 肝臓癌治療と予後 肝臓癌の病態と予後について 肝臓癌の外科治療【スライド:英語】 五十嵐 一晴
6/25④ 新M-5F 外科学カンファレンスルーム
13 乳癌の外科治療 乳癌の縮小手術と予後について 乳癌の次世代外科治療【スライド:英語】 三階 貴史
7/2④ 新M-5F 外科学カンファレンスルーム
14 甲状腺外科治療 甲状腺癌の病態と予後について 甲状腺診断治療【スライド:英語】 三階 貴史
7/9④ 新M-5F 外科学カンファレンスルーム
15 外科と分子生物学 癌組織の分子解析について 外科と分子生物学【スライド:英語】 山下 継史
7/16④ 新M-5F 外科学カンファレンスルーム
No. 1
項目
胃癌・胃GISTの診断と外科治療 胃癌・胃GISTの病態と予後について
内容
外科治療の方法と意義【スライド:英語】
担当者
比企 直樹
日時
4/9④
講義室
新M-5F 外科学カンファレンスルーム
No. 2
項目
GERDとBarrett食道の病態 接合部癌の病態と予後について
内容
GERDとBarrett食道の病態について【スライド:英語】
担当者
熊谷 厚志
日時
4/16④
講義室
新M-5F 外科学カンファレンスルーム
No. 3
項目
癌微小転移 リキッドバイオプシーと将来性
内容
診断治療【スライド:英語】
担当者
原田 宏輝
日時
4/23④
講義室
新M-5F 外科学カンファレンスルーム
No. 4
項目
乳癌における個別化治療 乳癌の病態と予後について
内容
癌治療における手術治療の意義【スライド:英語】
担当者
菊池 真理子
日時
4/30④
講義室
新M-5F 外科学カンファレンスルーム
No. 5
項目
外科手術と侵襲 周術期合併症と癌の予後について
内容
手術症例をディスカッションする【スライド:英語】
担当者
山梨 高広
日時
5/7④
講義室
新M-5F 外科学カンファレンスルーム
No. 6
項目
食道癌と集学的治療 食道癌と抗癌剤耐性について
内容
食道癌の外科治療【スライド:英語】
担当者
樋口 格
日時
5/14④
講義室
新M-5F 外科学カンファレンスルーム
No. 7
項目
外科学と腸内細菌学
内容
腸内細菌が外科治療に与える分子レベルでの影響【スライド:英語】
担当者
渡辺 栄一郎
日時
5/21④
講義室
新M-5F 外科学カンファレンスルーム
No. 8
項目
大腸癌と低侵襲治療 大腸癌の病態と予後について
内容
大腸癌と低侵襲治療【スライド:英語】
担当者
内藤 剛
日時
5/28④
講義室
新M-5F 外科学カンファレンスルーム
No. 9
項目
直腸癌と集学的治療 直腸癌における手術療法の役割
内容
直腸癌と集学的治療【スライド:英語】
担当者
佐藤 武郎
日時
6/4④
講義室
新M-5F 外科学カンファレンスルーム
No. 10
項目
膵臓癌の診断と外科治療 膵臓癌の病態と予後について
内容
外科治療の方法と意義【スライド:英語】
担当者
隈元 雄介
日時
6/11④
講義室
新M-5F 外科学カンファレンスルーム
No. 11
項目
胆道癌の外科治療 胆道癌の病態と予後について
内容
胆道系癌の外科治療【スライド:英語】
担当者
山下 継史
日時
6/18④
講義室
新M-5F 外科学カンファレンスルーム
No. 12
項目
肝臓癌治療と予後 肝臓癌の病態と予後について
内容
肝臓癌の外科治療【スライド:英語】
担当者
五十嵐 一晴
日時
6/25④
講義室
新M-5F 外科学カンファレンスルーム
No. 13
項目
乳癌の外科治療 乳癌の縮小手術と予後について
内容
乳癌の次世代外科治療【スライド:英語】
担当者
三階 貴史
日時
7/2④
講義室
新M-5F 外科学カンファレンスルーム
No. 14
項目
甲状腺外科治療 甲状腺癌の病態と予後について
内容
甲状腺診断治療【スライド:英語】
担当者
三階 貴史
日時
7/9④
講義室
新M-5F 外科学カンファレンスルーム
No. 15
項目
外科と分子生物学 癌組織の分子解析について
内容
外科と分子生物学【スライド:英語】
担当者
山下 継史
日時
7/16④
講義室
新M-5F 外科学カンファレンスルーム

到達目標

外科学が抱える課題を明確に認識できるようになる。

評価方法

学会発表の有無・論文発表の有無をもって100%評価する(それらへの積極的な参加を推奨し、著しい欠席は減点対象とする)

準備学習等(予習・復習)

腫瘍外科学の基礎
1.病期分類の意義
2.外科治療の意義
3.手術法の理解
授業外の学習時間:60時間

その他注意等

特になし

教材

種別 書名
教科書 指定なし
参考書 指定なし
教科書
書名
指定なし
著者・編者
発行所
参考書
書名
指定なし
著者・編者
発行所