
| 英文名 | Seminar in Genetic Counseling | |
|---|---|---|
| 科目概要 | 医科学専攻・医学専攻(共通教育科目) 共通教育科目 2単位 演習(修士) | |
| 履修期 | 前期(9月迄) | |
| 科目責任者 | 高田 史男 | |
| 担当者 | 高田 史男 | |
| 講義室 | ||
遺伝カウンセリング学では講義終了後、演習を通して遺伝カウンセリングの実践能力を養う。卒後、遺伝カウンセラーとして臨床の現場に出てから求められる多様なニーズに即応出来るだけの基礎力養成を目標に演習を進めていく。その目標到達の為に可能な限り多様な分野の遺伝カウンセリング事例を数多く取り上げるよう努める。また当該演習を通して、例えば教科書で単に「説明する」とのみ記載されている内容が、実はそれを行う事が医療の実践の場では如何に難しく、かつ正確に伝え理解を得る事に困難を伴うものであるかを実体験として学んでもらう事をもう一つの目標に掲げる。その上でどうしたらより良く伝える事が出来るようになるのか、クライアントがより良い選択を導き出し次のステップヘ踏み出していってもらう援助が可能になるのか、遺伝カウンセラーとしてどのような支援方法があるのかを、この演習を通し体験的に学んでいってもらう事を最終目標とする。
遺伝カウンセリング講義を履修した修士学生に,実践的思考を培う演習を行う.技術ベースの演習として,遺伝カウンセリングの肝とも言える発症リスクのある人の発症率の予測や,家系内再発率,いわゆる1人目の患者に続いて次に患者が発生する確率の理論的予測計算の実践的演習を行う.次にカウンセリングの総合的スキル養成のため,遺伝カウンセリングロールプレイ演習をプレカウンセリングとカウンセリングとに大きく分けたうえで実施する.いずれも各セッション終了毎に全員で振り返り討論を行う.少人数のグループ形式で総合的且つ集中的に進めていく.
ロールプレイ演習をはじめ,スモールグループディスカッション形式と教員による対面指導とを適宜組み合わせての実践教育を行う。
これらについては、適宜、個別にコメントするなどにより、フィードバックを行う。
| ◎ | DP1 専門領域に関する全般的な知識と研究動向の把握 |
| 〇 | DP2 必要な研究手法の習得 |
| ◎ | DP3 医学・医科学研究や医療技術の専門家・リーダーとしての高い倫理観とコミュニケーション能力 |
| 〇 | DP4 チームの中で研究や臨床を進める能力 |
| 回 | 項目 | 内容 | 担当者 |
|---|---|---|---|
| 1 | 染色体異常(1) | Down症候群 | 高田 史男 |
| 2 | 染色体異常(2) | Trisomy 18, Trisomy 13 | 高田 史男 |
| 3 | 性染色体異常(1) | Turner症候群 | 高田 史男 |
| 4 | 性染色体異常(2) | Klinefelter症候群, XYY症候群 | 高田 史男 |
| 5 | 隣接遺伝子症候群 | Williams症候群, 22q11.2欠失症候群 | 高田 史男 |
| 6 | epigenetic disease(1) | Prader willi症候群, Angelmann症候群 | 高田 史男 |
| 7 | epigenetic disease(2) | Beckwith Wiedemann症候群, Russel Silver症候群 | 高田 史男 |
| 8 | 常染色体優性遺伝性疾患(1) | Huntington病 | 高田 史男 |
| 9 | 常染色体優性遺伝性疾患(2) | FGFR遺伝子疾患 | 高田 史男 |
| 10 | 常染色体優性遺伝性疾患(3) | Marfan症候群, Ehlars Danlos症候群 | 高田 史男 |
| 11 | 常染色体劣性遺伝性疾患(1) | 先天代謝異常症 | 高田 史男 |
| 12 | 常染色体劣性遺伝性疾患(2) |
骨系統疾患 | 高田 史男 |
| 13 | X連鎖劣性遺伝性疾患(1) | Duchenne型筋ジストロフィー | 高田 史男 |
| 14 | X連鎖劣性遺伝性疾患(2) | Fabry病 | 高田 史男 |
| 15 | 血縁関係 | 血縁婚,血縁鑑定 | 高田 史男 |
遺伝カウンセリングの流れを把握し予見的行動を提案できるようになる。
討論への積極的な参加(20%)、レポート(80%)をもって評価する。
レポートは講義終了時に解説する。
・トンプソン&トンプソン 遺伝医学 第2版,福嶋義光監訳を読み、理解しておくこと。
・特に指定しないが、遺伝カウンセリングに関連する論文や参考書を読み、理解しておくこと。
【授業外学習時間:60時間】
当科目は、(1)臨床遺伝医学特論 修士課程 遺伝カウンセリング養成プログラムに所属し、かつ(2)既に臨床遺伝医学特論講義を受講していることを履修要件とする。
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | トンプソン&トンプソン 遺伝医学 第2版,東京,2017. | 福嶋義光監訳 | (株)メディカル・サイエンス・インターナショナル(MEDSi) |
| 参考書 | コアカリ準拠 臨床遺伝学テキストノート,東京,2018. | 日本人類遺伝学会編集 | 株式会社 診断と治療社 |