英文名 | Project Study Rheumatology | |
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科目概要 | 医学専攻(博士課程) 臨床医科学群(内科系) 12単位 特別研究 | |
履修期 | 通年 | |
科目責任者 | 山岡 邦宏 | |
担当者 | 山岡 邦宏, 和田 達彦, 松枝 佑, 長谷川 靖浩, 伊野 和馬 | |
講義室 |
膠原病・感染内科学では、自己免疫疾患である膠原病と全身性感染症を対象にその基礎となる病態を理解することを第一の目標とする。発症機序や病態を解明する新しい研究テーマを見出すためのヒントが得られる可能性がある。次に免疫学、炎症学、微生物学の最近の進歩を取り入れ、上記の疾患の臨床病態、検査所見を理解することが第二の目標である。さらに、免疫療法を含む治療学についての幅広い知識と研究技法を身につける。
複雑な病態や診療上のunmet needsを理解して、それらからclinical questionを作成する考え方や手法を教育する。また、免疫学の広汎な理解とそれぞれが専門とする免疫現象の深い理解を目的として集中的な教育を行う。
指導教官を中心に、カンファレンスでは全体から研究の進行や考え方について議論をしてフィードバックを行う。また、適宜作成するレポートに対する添削を行いフィードバックする。
◎ | DP1 専門領域の全般的な知識と最新の国際的研究動向の把握 |
◎ | DP2 先端の研究手法 |
◎ | DP3 医学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力(授与学位:医学) 医科学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力(授与学位:医科学) |
◎ | DP4 研究チームのリーダーとして医学研究の立案遂行(授与学位:医学) 研究チームのリーダーとして医科学研究の立案遂行(授与学位:医科学) |
◎ | DP5 国際的なレベルの学術論文の作成、出版 |
1.関節リウマチの活動性に関する遺伝子発現変化についての研究
2.膠原病の中枢神経病変の発症における自己抗体の役割に関する研究
3.膠原病における脳血液関門の破壊のメカニズムに関する研究
内容 | 担当者 |
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膠原病・リウマチ性疾患や感染症診療におけるunmet needsを中心に、その詳細や解決法について解説し議論し、解明の糸口を探る | 山岡 邦宏 和田 達彦 松枝 佑 長谷川 靖浩 |
免疫のしくみと意義の概要を説明できる。
膠原病の病態生理を説明できる。研究の意義を説明できる。
毎週火曜日に行っているリサーチカンファランスでの発表(50%)、およびレポートの採点(50%)。
膠原病・感染内科学の講義の復習。【授業外学習時間:180時間】
自身の研究テーマに関連する論文を精読し、理解を深める。最新の情報の収集を常に行う。
種別 | 書名 |
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教科書 | 特に指定しない。 |
参考書 | 特に指定しない。 |