英文名 | Practical Physical Sports | |
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科目概要 | 医学専攻(博士課程) 感覚・運動統御医科学群 6単位 演習(博士) | |
履修期 | 通年 | |
科目責任者 | 高平 尚伸 | |
担当者 | 高平 尚伸, 見目 智紀, 渡邊 裕之, 河端 将司, 福島 健介 | |
講義室 |
スポーツ外傷・障害・疾病の病態の把握、診断、外科的治療法、リハビリテーション、アスレティックリハビリ テーションに関して、現在まで明らかとなっているエビデンスを基礎に理解する。
経験則に基づいたスポーツ医学ではなく、エビデンスをもとに評価や治療体系を組み立てることのできる医療人を目指す。
スポーツ外傷・障害ならびに運動器疾患、内科的疾患を対象とした研究的疑問(Research Question)か ら研究手順を構築する能力を身につける。
卒業後にはスポーツ医学領域でリーダーとして活躍できる能力を目指す。
スポーツ医学領域の科学的エビデンスを構築するための技術や知識を獲得して、研究者としてさらなる飛躍を目指す。
演習(ゼミ)に参加し、スポーツ外傷・障害と運動器リハビリテーション、スポーツ医学に関する最新の知見を学び、知財に向けた開発の技術も獲得する。
代表的なスポーツ外傷・障害ならびに運動器疾患、内科的疾患について、医用画像(CT、MRI、超音波等) を交えて解説できる。
さらに、スポーツ外傷・障害や運動器疾患に対するリハビリテーションにおいて適用される最新の治療体系や予防法について解説できる。
年に2回以上の関連する国際学会や研究会に出席する。
英語による学術論文報告まで行える知識と技術を学ぶ。
講義形式あるいはグループワークによる討議(ディスカッション、ディベート)ならびに発表形式を取り入れて実施する。
学生間での討議(ディスカッション、ディベート)では情報の整理と発表技術の向上を図る。
講義については基本的に対面式として、場合によりオンライン(ライブ配信)もしくはオンデマンドによる配信の何れかで実施する。
討議の場合は対面式かオンライン(ライブ配信)とする。
発表はPowerPoint等を使用したスライドあるいはポスターでのプレゼンテーションとする。
課題に対しては、ディスカッションやグループワーク内で質疑応答や総評を行い、フィードバックを行う。
◎ | DP1 専門領域の全般的な知識と最新の国際的研究動向の把握 |
◎ | DP2 先端の研究手法 |
◎ | DP3 医学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力(授与学位:医学) 医科学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力(授与学位:医科学) |
◎ | DP4 研究チームのリーダーとして医学研究の立案遂行(授与学位:医学) 研究チームのリーダーとして医科学研究の立案遂行(授与学位:医科学) |
◎ | DP5 国際的なレベルの学術論文の作成、出版 |
項目 | 担当者 |
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キーワード:スポーツ外傷・障害・疾病に対する新しい治療体系の開発、スポーツ外傷・障害・疾病の予防法、超音波画像診断装置を用いた運動器の形態、機能学的な研究 | 高平 尚伸 渡邊 裕之 河端 将司 |
スポーツ外傷・障害・疾病を対象とする整形外科疾患や内科疾患の病態と治療法について理解し、説明することができる。
国際的な討論の場において積極的に参加することができる。
ゼミ回数の年間15回と、1年目では中間発表と国内外での学会発表、2年目以降では中間発表と国内あるいは国際学会での発表と4 年目の最終発表で評価する。
なお、ゼミヘの欠席は減点する。社会人選抜では要相談とする。
評価は英語による発表ポスター、発表スライド、学術論文(70% )や欠席(減点)などで評価し、グループワークへの積極的な参加 (30% )との総合評価とする。
発表ポスター、発表スライド、学術論文は、添削とともに不足している領域や知識を明確にして返却する。
スポーツ外傷・傷害・疾病に関連する解剖学・生理学的用語や学術的専門用語を事前に学習しておくこと。
専門外の領域においても事前に調べ、疑問点について質問ができるようにしておくこと。
(予習・復習) スポーツ運動器理学療法学を中心とする英語論文をキーワードからweb検索して当該論文を準備しておくこと。
【授業以外に必要な学習時間:30時間】
特になし
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 特に定めない | ||
参考書 | PT•OTの整形外科学 | 池田浩、高平尚伸(編) | 文光堂 |
参考書 | スポーツ医療従事者のための本格フロ ッシング 応急処置、治療、コンディショ ニングのための新メソッド | Sven Kruse、高平尚伸 (日本語版監修 ) | ガイアブックス |
参考書 | 体操療法オールブック 第2版 | 高平尚伸(編) | メジカルビュー |
参考書 | 年代別四肢骨折治療のアプローチ | 高平尚伸、和田卓郎(編) | 南江堂 |
参考書 | Save the Athlete 股関節スポーツ損傷 | 高平尚伸編) | メジカルビュー |