英文名 | Practical Developmental Psychiatry | |
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科目概要 | 医科学専攻(修士課程) 医療人間科学群 4単位 演習(修士) | |
履修期 | 通年 | |
科目責任者 | 水島 栄 | |
担当者 | 水島 栄 | |
講義室 |
・発達精神医学および臨床心理学における基本的な問題の認識と研究方法についての理解を得ること。
・研究者としての基本的な姿勢や倫理を学び、自らの研究テーマを模索する方法論とスキルを獲得することを目標とする。
・研究方法についての学術論文を読み、発達精神医学や臨床心理学の研究で採用されている仮説や研究方法についてのレポートを作成し報告するゼミ形式の演習を行う。
・ゼミでは大学院生の自発的な討論を重視する。
・各学生の研究テーマに沿って発表(プレゼンテーション)、討議(ディスカッション)、グループワーク等を行う。
・なお、これらに対し、理解を深めるために、適宜、コメント(フィードバック)する。
・Self-finding形式で演習を行う為、研究に対する各学生の自主性が強く求められる。
◎ | DP1 専門領域の基本的な知識を持ち、その領域の研究動向を把握 |
◎ | DP2 必要な研究手法 |
〇 | DP3 医科学研究の専門家としての倫理観やコミュニケーション能力(授与学位:医科学) 医療技術の専門家としての倫理観やコミュニケーション能力(授与学位:医療科学) |
〇 | DP4 研究チームの一員として自分の研究課題について研究を立案・遂行する能力 |
◎ | DP5 データに基づいた論理的な学術論文の作成 |
項目 | 内容 | 担当者 |
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発達精神医学研究の背景を探る | 過去の先行研究から、各自の研究領域について理解をふかめるために文献検索レビューを行う | 水島 栄 |
研究ターゲットを絞り込む | 先行研究に基づいて既知と未知を区分し、研究ターゲットを絞り込む | 水島 栄 |
研究計画表を作成する | 研究計画表を作成し、倫理審査等、必要な書類の作成および手配を行う | 水島 栄 |
研究行動計画表の作成 | 企画立案した研究の具体的な行動計画表を作成し、実践を開始する | 水島 栄 |
・臨床上の疑問から出発して、どのような対象にどのような方法で研究を行うかを決め、具体的研究計画を一人で立てられるようになること。
・研究倫理や統計学、質的研究法の基本的知識を身につけることが到達目標である。
・研究発表(30%)や演習における議論・討論への積極的な参加(30%)と研究の企画立案(40%)をもとにして総合的に評価する。
・なお、欠席は減点する。
・文献による先行研究検索、発表用パワーポイント、およびレジュメ作成、研究結果をまとめるための時間が学習時間として必要である。
【授業外学習時間=60時間】
・臨床心理学コースの学生のみ受講可。
・必要に応じて資料を適宜配布する。
種別 | 書名 |
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教科書 | ・指定なし |
参考書 | ・指定なし |