| 英文名 | Practical Developmental Psychiatry | |
|---|---|---|
| 科目概要 | 医学専攻（博士課程） 医療人間科学群 ６単位 演習（博士） | |
| 履修期 | 通年 | |
| 科目責任者 | 水島 栄 | |
| 担当者 | 水島 栄 | |
| 講義室 | ||
・発達精神医学、および臨床心理学における近年の問題の認識と研究方法についての理解を得ること。
・研究者として最新の研究動向についての情報収集を行い、自らの研究テーマを掘り下げるための方法論とその研究技術を獲得する。
・海外で発表されている発達精神医学領域の研究論文を踏まえ、論文執筆方法の理解と英語論文作成スキルの向上を目標とする。
・主要な発達精神医学とその周辺領域の原著論文を読んで、その方法論や理論背景の考察を行う。
・研究計画を立て、研究行動計画表の作成、研究の実施を行う。
・毎回、自身の研究の進捗状況報告を行うと同時に先行研究論文との比較検討を行い報告する。
・臨床家として必要な場合には、専門知識獲得としてTF-CBT、CAREなどの研修に参加する。
・研究成果に基づき、学会報告計画の検討を行う。
・各学生の研究ターゲットとテーマに絞って発表（プレゼンテーション）、討議【ディスカッション）、グループワーク等を行う。
・これらに対し理解を深めるために、適宜、コメント（フィードバック）する。
・Self-finding形式で演習を行う為、研究に対する各学生の自主性が強く求められる。
| ◎ | DP1 専門領域の全般的な知識と最新の国際的研究動向の把握 |
| ◎ | DP2 先端の研究手法 |
| 〇 | DP3 医学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力（授与学位：医学） 医科学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力（授与学位：医科学） |
| ◎ | DP4 研究チームのリーダーとして医学研究の立案遂行（授与学位：医学） 研究チームのリーダーとして医科学研究の立案遂行（授与学位：医科学） |
| ◎ | DP5 国際的なレベルの学術論文の作成、出版 |
| 項目 | 内容 | 担当者 |
|---|---|---|
| 発達精神医学研究の背景を探る | 過去の先行研究から、各自の研究領域について理解を深めるために文献検索レビューを行う | 水島 栄 |
| 研究ターゲットを絞り込む | 先行研究に基づいて既知と未知を整理し、研究ターゲットを絞り込む | 水島 栄 |
| 研究計画表を作成する | 研究フィールドを確定し、研究計画書を作成し、倫理審査等、必要な書類の作成および手配を行う。 | |
| 研究行動計画表の作成 | 企画立案した研究の具体的な行動計画表を作成し、実践する。 |
・臨床・実践上の疑問から、最近の研究動向も念頭に置き、研究対象や研究方法を選択し、倫理にも配慮した研究計画を自分で立てられるようになること。
・研究倫理や統計学、質的・量的研究法の基礎知識を身につけることができる。
・さらに自身の研究を遂行するための研究グループを組織し、マネージメントできるようになることを目標とする。
・毎回の研究の進捗報告（40％）や演習における議論・討論への積極的な参加（30％）や研究の企画立案・遂行能力（30％）をもとにして総合的に評価する。
・なお、欠席は減点する。
・文献から先行研究検索、発表用パワーポイント、およびレジュメ作成、研究結果等をまとめるための時間が学習時間として必要である。
【授業外学習時間＝30時間】
・臨床心理学コースの学生のみ受講可。
・必要に応じて資料を適宜配布する。
| 種別 | 書名 |
|---|---|
| 教科書 | ・指定なし |
| 参考書 | ・指定なし |