英文名 | Practical Training Emergency and Critical Medicine | |
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科目概要 | 医学専攻(博士課程) 臨床医科学群(外科系) 8単位 実習 | |
履修期 | 通年 | |
科目責任者 | 浅利 靖 | |
担当者 | 浅利 靖, 片岡 祐一 | |
講義室 |
各種侵襲に対する生体反応を理解し、危機管理の観点を含めた対応策について体得する。集団に対する侵襲である災害での対応について理解する。
侵襲に対する生体反応を理解するため、救命救急・災害医療センターの救急外来やICU、病棟で重症患者の管理について学ぶ。また、災害時の対応について事例学習を行う。
救命救急・災害医療センターの救急外来、ICU、病棟で重症患者の救急診療、緊急治療、集中治療管理を見学し、患者ごとに病態、治療内容について教員と議論し、レポート作成を行う。災害時の対応およびそのマネージメントについて事例を通して議論し、訓練を主催できるようにする。
適宜、教員から個別にフィードバックを行う。
◎ | DP1 専門領域の全般的な知識と最新の国際的研究動向の把握 |
◎ | DP3 医学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力(授与学位:医学) 医科学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力(授与学位:医科学) |
項目 | 内容 | 担当者 |
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重症救急患者に対する救命救急医療 | 重症救急患者に対する救急診療、緊急治療、ICU管理を通して、重症患者の病態、診断方法、治療法などを学ぶ。 | 浅利 靖 片岡 祐一 |
災害医療(自然災害、原子力災害) | 災害時の対応およびそのマネージメントについて事例を通してディスカッションする。 災害訓練の内容について立案、企画する。 | 浅利 靖 片岡 祐一 |
・リスクアセスメント、リスクマネージメント、クライシスマネージメントを理解し自身の身の回りで活用できる。
・侵襲時の生体反応とその管理について理解できるようになる。
・災害時の対応およびそのマネージメントについて理解し訓練を主催できるようになる。
毎回の実習の最後に理解度を判定するため口頭試問を行い、時にグループ討論を行う。また、積極的な実習参加(平常点)は評価する。実習の欠席は減点する。口頭試問40%、レポート40%、ディスカッションへの積極的な参加(発言などの積極性、理解度、グループ討論時の貢献度など)20%とする。
講義の内容を復習して実習に望む。重症病態については緊急度と重症度を区別して病態を理解するように事前に学習しておく。災害については過去のわが国の大きな災害について調べ、その課題を抽出しておく。
【授業時間外の学習時間:120時間】
種別 | 書名 |
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教科書 | 特に指定しない。 |
参考書 | 特に指定しない。 |