英文名 | Practical Training Nephrology | |
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科目概要 | 医学専攻(博士課程) 臨床医科学群(内科系) 8単位 実習 | |
履修期 | 通年 | |
科目責任者 | 竹内 康雄 | |
担当者 | 竹内 康雄 | |
講義室 |
ヒト糸球体腎炎、尿細管間質性障害及び自己免疫の疾患動物モデルを用いて発症機序、病態解明研究を行う過程を学ぶ
1. 実験手技を体得し、実験研究を遂行しながら仮説ー実証ー考察の過程を学ぶ。さらに、臨床的疑問を実験研究のプロトコールに結実させる手法を実践的に学ぶ。
2. 時間的余裕がある場合には臨床腎臓病学についても学ぶ。
研究課題、研究方法、結果とその考察について自身で文献検索と考察を重ねて進めていく。その都度指導医、教室内の他の研究員、技術員との討論で修正をしながら進めていく。ノートに日付、方法、結果のすべてを必ず記載励行し、ノートは指導医が確認し、フィードバックを行う。
◎ | DP1 専門領域の全般的な知識と最新の国際的研究動向の把握 |
◎ | DP2 先端の研究手法 |
◎ | DP3 医学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力(授与学位:医学) 医科学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力(授与学位:医科学) |
〇 | DP4 研究チームのリーダーとして医学研究の立案遂行(授与学位:医学) 研究チームのリーダーとして医科学研究の立案遂行(授与学位:医科学) |
◎ | DP5 国際的なレベルの学術論文の作成、出版 |
回 | 項目 | 内容 | 担当者 |
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1 | 1. 糸球体腎炎の発症機序 2. イオン輸送の最先端 | 1. 糸球体腎炎の発症機序について、Up-todate を学び、今後の研究展開について討論する 2.尿細管輸送に関する輸送体のUp-to date を学ぶ | 竹内 康雄 |
1.正常腎の形態と機能を理解し、形態の維持、機能の発現に関与する分子とその発現機構を説明できる
2.腎疾患の病理形態的特徴、機能的問題について、糸球体疾患、尿細管間質疾患に分けてその特徴を説明できる
1.討論による到達度の評価(60%)。定期での研究室カンファで意見、考察を実験結果や論文検索による根拠に従って適切に表現できる。
2.討論結果を小レポートで提出する(40%)
腎の形態と生理機能について予習する
【授業外学習時間:120時間】
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 指定なし | ||
参考書 | 腎臓病学(第2版) ガイトン生理学 | 下条文武、内山聖、冨野康日己、今井裕一 | 医学書院 |