英文名 | Practical Training Cardiovascular Medicine | |
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科目概要 | 医学専攻(博士課程) 臨床医科学群(内科系) 8単位 実習 | |
履修期 | 通年 | |
科目責任者 | 東條 美奈子 | |
担当者 | 東條 美奈子 | |
講義室 |
疾病・障害の発生予防、発症後の機能回復、最適な社会復帰、二次予防に至る一連の疾病・障害の構造を理解するとともに、それぞれの疾患に対する介入点を明確に把握し、解決できる。
心・血管・代謝・筋を含む主要臓器の循環器系に焦点を当て、疾病や障害の構造に介入する方法を学び、循環器に関する疾患の発症や病態悪化、老化の機序を基礎的・臨床的に解明して、英語論文として発表できるよう指導する。
医療機関の循環器部門において、臨床現場の医療機器設備を用いた診療や臨床研究に関わる実習を行う。実習の評価・考察を討議するとともに、適宜、フィードバックを行う。実習後にレポートの提出を求め、その内容についてもフィードバックを行う。
◎ | DP1 専門領域の全般的な知識と最新の国際的研究動向の把握 |
〇 | DP2 先端の研究手法 |
〇 | DP3 医学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力(授与学位:医学) 医科学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力(授与学位:医科学) |
〇 | DP4 研究チームのリーダーとして医学研究の立案遂行(授与学位:医学) 研究チームのリーダーとして医科学研究の立案遂行(授与学位:医科学) |
◎ | DP5 国際的なレベルの学術論文の作成、出版 |
内容 | 担当者 |
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医学研究の応用・実践方法を学ぶとともに、最新の循環器病予防医学の知識を吸収する。 | 東條 美奈子 |
研究分野の英文ジャーナルを読み、内容の詳細を理解し、説明できる。
分かりやすく研究の内容を説明し、建設的な討議ができる。
研究分野の最新の英文ジャーナルを数多く読み、客観的に評価できる。
国内外の主要な学術集会において研究内容を発表すると同時に、英語論文として発表できる。
カンファレンス参加への積極性(10%)、提出レポート(10%)、在学期間中に採択された英語論文の内容(80%)により評価する。
予習:研究に関連する範囲について参考書などを用いて予習を行い、専門用語を調べるなど、知識を整理して演習に臨むこと。調べてもわからないところなどはそのままにせず、自主的に質問するなど、積極的な学習を望む。
復習:配布された資料や関連書籍に基づき、その周辺領域および関連分野も含めて、研究領域全般についての幅広い知識を身につけること。日常的に自分の研究分野に関する英文ジャーナルを読むこと。
【授業時間外に必要な学習時間:120時間】
単位付与に必要な学習時間:360時間
360時間 - 240時間 = 120時間
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 特に指定なし。 | ||
参考書 | 血管内皮機能を診る:循環器疾病管理に生かす評価と実際 | 東條美奈子著 | 南山堂 |
参考書 | 新型コロナウイルス感染症と血管内皮:循環器予防医学の視点から探る重症化予防策のヒント | 東條美奈子著 | 南山堂 |
参考書 | この症状を見逃さない戦略的循環器疾患の診かた | 東條美奈子編集 | 南山堂 |
参考書 | 心不全を予防する:発症させない再発させないための診療ストラテジー | 東條美奈子ら編集 | 中山書店 |
参考書 | エビデンスに基づく循環器病予防医学 | 東條美奈子ら編集 | 南山堂 |