英文名 | Project Study Neurophysiology | |
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科目概要 | 医科学専攻(修士課程) 生体機能医科学群 10単位 特別研究 | |
履修期 | 通年 | |
科目責任者 | 山田 玲 | |
担当者 | 山田 玲, 入江 智彦, 笠井 昌俊 | |
講義室 |
神経機能学の研究テーマに即した実験を遂行し、得られた結果から論理的思考によって結論を導き出す能力を育成する。
神経機能学における研究テーマについて「研究計画の立案」「実験方法の選択と遂行」「実験データの解析」「結果の考察とまとめ」「プレゼンテーション」などの一連の流れを経験することで、基礎的な研究遂行能力の獲得を目指す。
まずは当該領域に関する議論を通して適切な研究テーマを設定する。テーマに応じた実験を遂行し、得られたデータに対してその都度議論を行うことで、実験方法の妥当性や実験手技の信頼性を常に評価するとともに、論理的思考により結論を導き出すトレーニングを行う。最終的に得られた結果をもとにプレゼンテーションや論文作成を行うことで、研究成果をまとめる能力を育成する。発表準備の段階ごとにコメントを付すことで、課題に対する各段階での達成度を本人が認識できるようにフィードバックする。
◎ | DP1 専門領域の基本的な知識を持ち、その領域の研究動向を把握 |
◎ | DP2 必要な研究手法 |
〇 | DP3 医科学研究の専門家としての倫理観やコミュニケーション能力(授与学位:医科学) 医療技術の専門家としての倫理観やコミュニケーション能力(授与学位:医療科学) |
◎ | DP4 研究チームの一員として自分の研究課題について研究を立案・遂行する能力 |
〇 | DP5 データに基づいた論理的な学術論文の作成 |
1.最適な聴覚情報処理を実現する神経回路機構の解明
2.細胞構造や機能分子発現と神経機能の連関様式の解明
項目 | 内容 | 担当者 |
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研究計画の立案 | 当該領域についての議論を通じて適切な研究テーマの設定を行い、その課題を解明するために必要な実験プランを作成する。 | 山田 玲 入江 智彦 笠井 昌俊 |
実験の実践と解析 | 計画をもとに実験の実施、得られた結果の解析、実験計画へのフィードバックを行うことで研究課題を遂行する。 | 山田 玲 入江 智彦 笠井 昌俊 |
研究成果のまとめ | プレゼンテーションや論文作成を通して、研究成果の発表を行う。 | 山田 玲 入江 智彦 笠井 昌俊 |
*対象領域の現状を把握した上で、適切な研究計画を立案できる
*仮説を証明するための最適な研究手法を選択し、遂行することができる
*データに対する適切な解析を通して、論理的考察を行うことができる
*得られた成果を論理的にまとめ、プレゼンテーションや論文として発表することができる
日々の実験に取り組む姿勢(20%)や議論における積極性(30%)、プレゼンテーションの内容や理解度(40%)、実験手技の習熟度(10%)などにより総合的に判断する。
テーマと関連する研究論文を事前に学習しておくこと。授業外学習時間:150時間
種別 | 書名 |
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教科書 | 必要に応じて研究内容に関連する論文を提示する。 |
参考書 | 特になし |