英文名 | Project Study Molecular Pharmacology | |
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科目概要 | 医科学専攻(修士課程) 分子病態学群 10単位 特別研究 | |
履修期 | 通年 | |
科目責任者 | 天野 英樹 | |
担当者 | 天野 英樹, 伊藤 義也, 細野 加奈子, 鎌田 真理子 | |
講義室 |
薬物の作用の基本を理解し治療法の妥当性を吟味できるようにする。
薬理学は病気に薬がどのように効くかを研究する学問といえるが、また薬物を研究手段として疾患の発症機序を解明する学問とも言える。発症機序の解明に立脚し、新しい治療薬も生まれる。薬の作用の仕方を整理して、細胞膜上、さらに細胞内での情報伝達経路など、薬が分子レベルでどのように作用しているのかを理解させる。代表的な病態モデルでの研究アプローチの実践も提示する。
講義形式、対面授業で実施。課題を提出後、レポートを添削し、フィードバックを行う。
〇 | DP1 専門領域の基本的な知識を持ち、その領域の研究動向を把握 |
◎ | DP2 必要な研究手法 |
〇 | DP3 医科学研究の専門家としての倫理観やコミュニケーション能力(授与学位:医科学) 医療技術の専門家としての倫理観やコミュニケーション能力(授与学位:医療科学) |
1.様々な病態における血管新生及びリンパ管新生のメカニズム
2.呼吸器疾患におけるVEGFR1-TKシグナル解析
項目 | 内容 | 担当者 |
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1.創傷治癒おける血管新生及びリンパ管新生のメカニズム 2.肺気腫におけるVEGFR1-TKシグナル解析 | 1,2に関する最近の論文を読み、レポート作成する | 天野 英樹 伊藤 義也 |
病態治療に用いる薬物の作用機序の知識を深め、病態モデルでの生理活性物質の役割を理解できるようになる。
学習態度(30%)を評価すると同時に、レポート課題(70%)を出して、総合的に評価を行う。
予習:関連する解剖、生理、生化学の知識を整理しておくこと。
復習:各回の学びや、特に指導を受けた内容があれば、それらの理解を深め整理しておくこと。
【授業外学習時間 150時間】
種別 | 書名 |
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教科書 | なし |
参考書 | なし |