英文名 | Project Study Regulation Biochemistry | |
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科目概要 | 医科学専攻(修士課程) 分子病態学群 10単位 特別研究 | |
履修期 | 通年 | |
科目責任者 | 市川 尊文 | |
担当者 | 市川 尊文, 川島 麗, 小島 史章, 川上 文貴, 前川 達則 | |
講義室 |
消化管は消化・吸収の場であるが、「免疫系」、「神経系」の働きが発達している重要な器官である。消化管におけるこれらの機能の重要性を理解し、疾患との関連性を追究する。
消化管の機能研究に関わる研究計画の策定指導、実験技術の指導、データ解析技術の指導を行うとともに、得られたデータのチェックや内容について議論を重ねる。
研究計画の策定指導、実験技術の指導、データ解析技術の指導を通じて、得られたデータのチェックや内容について議論を重ねる。随時、研究計画策定能力、実験技術、データ解析能力、得られたデータについて評価を行い、それに対するフィードバックを行う。
◎ | DP1 専門領域の基本的な知識を持ち、その領域の研究動向を把握 |
◎ | DP2 必要な研究手法 |
〇 | DP3 医科学研究の専門家としての倫理観やコミュニケーション能力(授与学位:医科学) 医療技術の専門家としての倫理観やコミュニケーション能力(授与学位:医療科学) |
〇 | DP4 研究チームの一員として自分の研究課題について研究を立案・遂行する能力 |
◎ | DP5 データに基づいた論理的な学術論文の作成 |
1.実験的消化管粘膜傷害に伴う粘液変動に関する検討
2.消化管粘膜内の神経細胞におけるプロテインキナーゼの役割の解明
3.炎症性腸疾患における免疫学的背景の解明
項目 | 内容 | 担当者 |
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実験計画の立案、研究手 法の基礎 | 当該研究分野に関連する文献を収集・精査し、問題点の明確化とテーマ設定および研究 計画の立案を行ない、研究手法の基礎を学ぶ。 | 市川 尊文 川島 麗 小島 史章 川上 文貴 前川 達則 |
発展的研究手法の習得、研究の遂行、研究成果の取り纏め | 発展的研究手法を習得し、研究を遂行、研究成果の整理と考察の仕方を学ぶ。 | 市川 尊文 川島 麗 小島 史章 川上 文貴 前川 達則 |
消化管の持つ機能とその病態生理には密接な関係があることを理解し、実験動物において神経系や免疫系とのつながりを把握できるようになる。
研究計画書の評価(10%)、実験によるデータの評価(20%)、研究成果の口頭発表の評価(20%)、研究成果を論文やレポートにまとめたものの評価(50%)
【授業外に必要な学習時間:150時間】
正常な生体と疾患を持った生体の代謝の違いを、生化学、薬理学、臨床病態学、腎臓病学、糖尿病学の教科書(学部で使用したもの等)で予習・復習し、文献で最新情報を収集する。
種別 | 書名 |
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教科書 | 特に指定しない。 |
参考書 | 特に指定しない。 |