英文名 | Project Study Developmental Psychiatry | |
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科目概要 | 医学専攻(博士課程) 医療人間科学群 12単位 特別研究 | |
履修期 | 通年 | |
科目責任者 | 水島 栄 | |
担当者 | 水島 栄 | |
講義室 |
・発達精神医学領域の科学的研究を遂行するための能力を身につける。
・学生の研究テーマに適合する、研究メソッド(量的・質的)を理解し、研究の企画立案、調査実践、統計解析プロセスで実際に活用する。
・学生の研究テーマに関連する論文を読んで、その方法論や理論背景の考察を行う。
・研究計画を立て、研究行動計画表の作成、研究の実施を行う。
・自身の研究の進捗状況報告と合わせて先行研究論文との比較検討を行う。
・研究成果に基づき、論文執筆を英語で行う。
・各学生の研究テーマに絞って発表(プレゼンテーション)、討議【ディスカッション)を行う。
・これらに対し理解を深めるために、適宜、コメント(フィードバック)する。
・Self-finding形式で演習を行う為、研究に対する各学生の自主性が強く求められる。
◎ | DP1 専門領域の全般的な知識と最新の国際的研究動向の把握 |
◎ | DP2 先端の研究手法 |
◎ | DP3 医学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力(授与学位:医学) 医科学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力(授与学位:医科学) |
◎ | DP4 研究チームのリーダーとして医学研究の立案遂行(授与学位:医学) 研究チームのリーダーとして医科学研究の立案遂行(授与学位:医科学) |
◎ | DP5 国際的なレベルの学術論文の作成、出版 |
1.医療現場や児童福祉施設における子どもの心理ケアの技法に関する研究
2.発達障害児の親へのCAREプログラム介入効果の脳機能と唾液中ホルモンを用いた客観的検討研究
3.マルトリートメントを経験し、トラウマを抱えた子どもの脳機能研究
4.発達に課題を有する子どもの感覚偏倚の発見に至る要因と支援
5.離婚・再婚による家族の移行期のための支援プログラムの開発
6. 子どもの遊びの治癒力におけるプレイセラピー研究
7. 摂食障害児(者)の治療ガイドラインと評価に関する研究
項目 | 内容 | 担当者 |
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研究実践プロセス | ①先行研究レビュー(既知と未知の整理) ②研究計画の企画・立案 ③研究倫理の遵守、研究計画書作成、倫理審査申請 ④研究の遂行・実践 ⑤類似研究を行っている学外研究機関との連携・情報交換 ⑥研究データの解析、結果の検討 ⑦英語論文化 ⑧海外学会研究発表 | 水島 栄 |
・研究の前提となる疑問や仮説を立て、それに関連した先行研究を検索して、調査や実験の計画立てることが出来るようになる。
・研究チームリーダーとして、多職種のメンバーと協力して調査・研究を遂行することが出来るようになること。
・さらにその結果を統計学的、もしくは質的研究法を用いて分析して、科学的な結論を導き出せるようになること。
・先行研究をどの程度把握しているか(20%)
・科学的研究計画を立てられたか(10%)
・研究倫理を熟知しているか(10%)
・調査や実験を円滑に遂行できているか(10%)
・データから正しい結論や妥当な考察を導き出せているか(20%)
・わかりやすい明確な論文を作成できたか(20%)
・研究リーダーとしての役割を果たせているか(10%)
上記を総合的に評価する
・研究に必要な関連文献を検索し、読みこなし、要約するための時間および、研究計画を作り、指導をうけながら修正する。
・調査結果を解析し、書いた論文を投稿し査読を受ける。
【授業外学習時間=4年間で合計180時間となるため研究の進捗具合によってその範囲で準備学習を行う】
・研究の進捗状況に関する報告・相談に関しては必ずオフィスアワーを確認の上、アポイントを取ること。
種別 | 書名 |
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教科書 | ・指定はないが、学生の研究に関連するものを必要に応じて適宜配布。 |
参考書 | ・指定はないが、学生の研究に関連するものを必要に応じて適宜配布。 |