英文名 | Project Study Obstetrics and Gynecology | |
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科目概要 | 医学専攻(博士課程) 臨床医科学群(外科系) 12単位 特別研究 | |
履修期 | 通年 | |
科目責任者 | 落合 大吾 | |
担当者 | 落合 大吾, 髙田 恭臣, 板倉 彰子, 関口 和企, 服部 響子, 本田 雅子 | |
講義室 |
産婦人科学に関連した特定の領域に関して臨床研究や基礎研究を自ら行うことにより、産婦人科学について学習し、産婦人科学領域の指導者として必要な資質を身につける。
1. 胎児発育障害、早産などの周産期事象に関する最新知識を学習する
2. 再生医療(特に、間葉系幹細胞・羊水幹細胞・臍帯血幹細胞)に関する最新知識を学習する
3. 女性生殖器悪性腫瘍の病態生理や分子生物学的研究に関する最新知識を学習する
4. 深層学習など、最新の解析方法を学習する
5. 分子生物学的解析に必要な基本手技を学習する
6. 英文論文の作成に必要な技術を学習する
産婦人科の外来や病棟、カンファランスにおいて、実際の臨床を経験する。また、抄読会で産婦人科学に関連した臨床研究や基礎研究について学ぶ。担当者と対面あるいはzoomにて面談を行い、課題の理解・進捗についてフィードバックを行う。最終評価は研究テーマのレポート(成果)および研究への積極的な取り組み態度の総合評価とする。
◎ | DP1 専門領域の全般的な知識と最新の国際的研究動向の把握 |
〇 | DP2 先端の研究手法 |
〇 | DP3 医学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力(授与学位:医学) 医科学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力(授与学位:医科学) |
◎ | DP4 研究チームのリーダーとして医学研究の立案遂行(授与学位:医学) 研究チームのリーダーとして医科学研究の立案遂行(授与学位:医科学) |
◎ | DP5 国際的なレベルの学術論文の作成、出版 |
1. 周産期事象に関する深層学習を用いた研究
2. 羊水幹細胞を用いた再生医療に関する研究
3. 胎児発育障害の病態と治療に関する研究
4. 早産の病態とその治療、予防に関する研究
5. 女性生殖器悪性腫瘍の病態生理に関する研究
6. 女性生殖器疾患の分子生物学的研究
項目 | 内容 | 担当者 |
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産科診断 | 胎児超音波診断および胎児心拍数陣痛図について概説する | 落合 大吾 関口 和企 |
周産期救急システム | 周産期救急システムの実際について概説する | 服部 響子 |
周産期医療と再生医療 | 周産期医療と再生医療の関わりについて概説する | 落合 大吾 |
Developmental Origins of Health and Diseases | 子宮内環境が高血圧や糖尿病など慢性疾患の発症に関係するというDOHaD仮説について概説する | 落合 大吾 |
子宮頸癌の診断、治療 | 子宮頸癌に関して診断および治療法を解説する | 髙田 恭臣 |
卵巣癌の診断、治療 | 卵巣癌に関して診断および治療法を解説する | 髙田 恭臣 板倉 彰子 本田 雅子 |
産婦人科学の特定の専門分野において、臨床研究や基礎研究の経験を積み、産婦人科学における研究に必要な手技や手法などを自ら遂行することが出来る。医学部学生あるいは修士学生に産婦人科学研究について指導することができる。
最終的な研究テーマのレポート(成果)(80%)、研究への積極的な取り組み態度(20%)の総合評価とする。
医学部での産婦人科の講義、実習内容等を復習し、産婦人科各病態に関して、概要のみならず治療法までも含めて理解を深めておくこと。
【授業外学習時間:180時間】
オンラインで実施する場合、受講方法は、別途連絡する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 標準産科婦人科学 | 岡井 崇、綾部 琢哉 編集 | 医学書院 |
教科書 | プリンシプル産科婦人科学 | 武谷 雄二 他 監修 | メジカルビュー社 |
参考書 | 病気がみえる vol.10 産科 | メディックメディア | |
参考書 | 病気がみえる vol.9 婦人科・乳腺外科 | メディックメディア |