英文名 | Project Study Orthopedic Surgery | |
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科目概要 | 医学専攻(博士課程) 臨床医科学群(外科系) 12単位 特別研究 | |
履修期 | 通年 | |
科目責任者 | 高平 尚伸 | |
担当者 | 高平 尚伸 | |
講義室 |
整形外科疾患の病態の把握、診断の進め方、外科的治療法とその適応、周術期管理の実際に関して、知識と技術を修得する。
研究全体のマネジメントを行う能力を養う。
学術論文の文章作成能力については、原稿の添削を繰り返すことで高い水準を目指す。
専門領域の全般的な知識と最新の国際的研究動向の把握、先端の研究手法、医学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力、
研究チームのリーダーとして医学研究の立案遂行、国際的なレベルの学術論文の作成、出版を目指す。
ネイティブによるチェックを済ませた英語による学術論文の作成における知識と技術を学ぶ。
グループワークで討論(ディスカッションやディベート)を、
zoomを利用したリアルタイムのオンライン形式にてゼミ形式で行う。
オンデマンドは行わない。この形式は、社会人や遠方の院生も参加が容易である。
輪番制に担当者を1から2名をあらかじめ指名して、
英語論文の抄読会を中心に行い、内容につき討論を行う。
年に2回以上の関連する国際学会にて出席あるいは発表を行う。
発表はPowerPointを使用したプレゼンテーションとする。ただし、発表はポスター形式でも良い。
学術論文はWordにて作成する。
課題に対しては、ディスカッションやグループワークで、質疑応答や総評を行い、フィードバックを行う。
◎ | DP1 専門領域の全般的な知識と最新の国際的研究動向の把握 |
◎ | DP2 先端の研究手法 |
◎ | DP3 医学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力(授与学位:医学) 医科学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力(授与学位:医科学) |
◎ | DP4 研究チームのリーダーとして医学研究の立案遂行(授与学位:医学) 研究チームのリーダーとして医科学研究の立案遂行(授与学位:医科学) |
◎ | DP5 国際的なレベルの学術論文の作成、出版 |
1.変形性股関節症および臼蓋形成不全症の疫学、病態、診断、保存的および外科的治療に関する研究
2.整形外科手術(特に股関節)の周術期における合併症対策に関する研究
3.ヒアルロン酸・グルコサミンの運動器疾患への影響に関する研究
4.最小侵襲(MIS)整形外科手術の開発と評価に関する研究
5.転倒骨折予防法の開発とその効果に関する研究
6.関節再生手術(骨切り術など)に関する基礎的・臨床的研究
項目 | 担当者 |
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キーワード:変形性股関節症および臼蓋形成不全症、外科的治療、整形外科手術(特に股関節)の周術期における合併症対策、ヒアルロン酸・グルコサミンの運動器疾患への影響、 最小侵襲(MIS)整形外科手術の開発と評価、転倒骨折予防法の開発とその効果、関節再生手術(骨切り術など)など | 高平 尚伸 |
整形外科医あるいはメディカルスタッフが対象とする整形外科疾患の病態と治療法について理解し、説明でき、十分なディスカッションができる。
さらに、英語でのプレゼンテーションとディスカッションができる。
オープンディスカッションの場には、積極的に参加することができる。
ゼミ回数の年間15回と、1年目では中間発表と国内での学会発表、2-4年目では中間発表と国内あるいは国際学会での発表と最終発表で評価する。
なお、ゼミヘの欠席は減点する。社会人選抜では要相談とする。
評価は発表スライド、発表ポスター、学術論文(70%)や欠席(減点)、積極的なactive learning(30%)での総合評価とする。
発表スライド、発表ポスター、学術論文は、添削とともに不足している領域や知識を明確にして返却する。
予習は、事前に教科書「PT•OTの整形外科学」 に目を通して実習内容の概要を把握しておくこと。
整形外科学を中心とする英語論文をキーワードからweb検索して当該論文を2つ以上準備しておくこと。
復習は、演習の資料で不明な点を十分に調べておくこと。
【授業外学習時間 180時間】
オンラインで実施する場合、受講方法は、別途連絡する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | PT•OTの整形外科学 | 池田浩、高平尚伸(編) | 文光堂 |
参考書 | 体操療法オールブック 第2版 | 高平尚伸(編) | メジカルビュー |
参考書 | 年代別四肢骨折治療のアプローチ | 高平尚伸、和田卓郎(編) | 南江堂 |