Web Syllabus(講義概要)
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総合診療医学 特別研究
英文名Project Study General medicine
科目概要医学専攻(博士課程) 臨床医科学群(内科系) 12単位 特別研究
履修期通年
科目責任者青山 直善
担当者青山 直善, 東野 俊洋, 星山 隆行
講義室

授業の目的

総合診療医学研究として、地域志向型アプローチを実践する。

教育内容

相模原市緑区の中山間地域における今後の医療体制構築に向けた研究を行う。

教育方法

相模原市緑区の中山間地域について、commuunity as partner model(capモデル)を用いて地域診断を実施して、中山間地域における課題を抽出して、その課題が中山間地域の医療体制にどの様な影響を及ぼす可能性があるかを考え、重要な事項については対策を施して改善策を実施していく。問題がのこればPDCAサイクルをまわして、課題が解決されるまで繰り返す。この研究に実際に入ってもらい、実地に研究をしてもらう。フィードバックは、学生本人との討論及びレポートの修・校正にて、随時、行う。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

DP1 専門領域の全般的な知識と最新の国際的研究動向の把握
DP2 先端の研究手法
DP3 医学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力(授与学位:医学)
   医科学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力(授与学位:医科学)
DP4 研究チームのリーダーとして医学研究の立案遂行(授与学位:医学)
   研究チームのリーダーとして医科学研究の立案遂行(授与学位:医科学)
DP5 国際的なレベルの学術論文の作成、出版

研究内容

相模原市緑区中山間地域についてCAPモデルを介して医療課題を抽出する。CAPモデルにより医療課題を各自抽出することにより、それが研究テーマになる。例えば、医療施設や人材を永続的に確保していくための方策、中山間地域における閉じこもり高齢者を多世代交流の場にどの様に導くか、などである。そして、中山間地域の住民意識調査の結果を踏まえて、医療課題に対する解決策を策定する。この策定案について、相模原市医療政策課、相模原赤十字病院、相模原市医師会などと協議して、中山間地域における策定案を実施して、医療体制を変えていく段階まできている。今度、この策定案を実施して、PDCAサイクルを回し、評価、アセスメント、計画、実施、評価を繰り返して行なっていき、中山間地域に寄り添う医療体制を構築していくのが目的である。この行程におけるデータ、評価法、PDCAサイクルを繰り返していくことについて、医療の質を評価する研究法を導入して、今回の一連の行程から、様々な研究発表をして、それぞれを論文化していく。この行程を学んでいただきたい。

授業内容

項目内容担当者
相模原市緑区中山間地域における医療の現状1相模原市のデータで情報共有する。星山 隆行
相模原市緑区中山間地域における医療の現状2相模原市のデータで情報共有する。星山 隆行
相模原市緑区中山間地域における医療の現状3相模原市のデータで情報共有する。星山 隆行
医療の質を評価するどのように医療の質を評価するか、その方法論を学ぶ。東野 俊洋
相模原市緑区中山間地域の住民意識調査について住民意識調査のデータについて総括する。青山 直善
相模原市緑区中山間地域の住民意識調査について住民意識調査のデータについて、どの様にしたら医療の質を評価することができるか。青山 直善
相模原市緑区中山間地域の住民意識調査について今までの行程から、今後、新たな医療サービスを始めた場合に、どの様に評価をしていくか。青山 直善
相模原市緑区中山間地域の今後の医療体制今後、中山間地域の医療体制をどの様に変えていくか。青山 直善
相模原市緑区中山間地域の今後の医療体制今後、医療体制を変えていく上で、どの様に評価をするべきか検討する。青山 直善
相模原市緑区中山間地域の新たな医療体制の評価相模原市緑区中山間地域の新たな医療体制の評価について、今後の行程を考えて方針を立案していく。青山 直善
No. 1
項目
相模原市緑区中山間地域における医療の現状1
内容
相模原市のデータで情報共有する。
担当者
星山 隆行
No. 2
項目
相模原市緑区中山間地域における医療の現状2
内容
相模原市のデータで情報共有する。
担当者
星山 隆行
No. 3
項目
相模原市緑区中山間地域における医療の現状3
内容
相模原市のデータで情報共有する。
担当者
星山 隆行
No. 4
項目
医療の質を評価する
内容
どのように医療の質を評価するか、その方法論を学ぶ。
担当者
東野 俊洋
No. 5
項目
相模原市緑区中山間地域の住民意識調査について
内容
住民意識調査のデータについて総括する。
担当者
青山 直善
No. 6
項目
相模原市緑区中山間地域の住民意識調査について
内容
住民意識調査のデータについて、どの様にしたら医療の質を評価することができるか。
担当者
青山 直善
No. 7
項目
相模原市緑区中山間地域の住民意識調査について
内容
今までの行程から、今後、新たな医療サービスを始めた場合に、どの様に評価をしていくか。
担当者
青山 直善
No. 8
項目
相模原市緑区中山間地域の今後の医療体制
内容
今後、中山間地域の医療体制をどの様に変えていくか。
担当者
青山 直善
No. 9
項目
相模原市緑区中山間地域の今後の医療体制
内容
今後、医療体制を変えていく上で、どの様に評価をするべきか検討する。
担当者
青山 直善
No. 10
項目
相模原市緑区中山間地域の新たな医療体制の評価
内容
相模原市緑区中山間地域の新たな医療体制の評価について、今後の行程を考えて方針を立案していく。
担当者
青山 直善

到達目標

地域志向型アプローチを実践して、新たな医療体制、住民に寄り添う医療を検討し、住民に寄り添う医療体制を構築して、その評価法ができ、さらにより良い地域医療を構築できる。

評価方法

ディスカッションにおける発言(30%)、提出レポート(40%)、発表、論文の内容(30%)で評価する。

準備学習等(予習・復習)

相模原市のホームページから、相模原市緑区の中山間地域の現状について、様々な資料が出ているので事前に目を通しておくこと。
【授業外学習時間:180時間】

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書スーパー総合医地域包括ケアシステム太田秀樹 編集中山書店
参考書日本プライマリ・ケア連合学会基本研修ハンドブック(改訂3版)日本プライマリ・ケア連合学会編南山堂
教科書
署名
スーパー総合医地域包括ケアシステム
著者・編者
太田秀樹 編集
発行所
中山書店
参考書
署名
日本プライマリ・ケア連合学会基本研修ハンドブック(改訂3版)
著者・編者
日本プライマリ・ケア連合学会編
発行所
南山堂