授業の目的

呼吸器内科学の諸分野における問題を抽出し、その解決法を自ら考え、その方法を証明するための研究を自立して遂行できる能力と、それを支える学識を養うことが出来る能力を修得する。

教育内容

呼吸器内科領域で、現在注目を集めている分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬、薬剤耐性、新規分子標的、エピゲノム研究などを中心に教育を行う。

教育方法

研究計画の策定指導、実験技術の指導、データ解析の指導を行うとともに、データの内容の解釈、理解、あらたな研究計画に関して議論する。
随時、研究方法、データ、実験技術・方法、研究発表・論文作成について、討議し、フィードバックを行う。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

研究内容

1．呼吸器系の機能、病態と治療に関する研究
2．肺・縦隔腫瘍の診断と治療に関する研究

授業内容

到達目標

呼吸器内科学に関する基礎的実験法や臨床研究の方法をマスターし、実際に行うことができる。

評価方法

呼吸器内科学の諸分野における、基礎研究・臨床研究に関する英語論文を理解し、その内容を自らの研究計画ならびに結果と照らし合わせて比較検討できる。口頭試問（50％）、研究発表・論文（50％）で評価する。

準備学習等(予習・復習)

【授業外学習時間 180時間】
呼吸器内科学に関する解剖学、生理学、薬理学、病理学、臨床統計学の知識を前もって修得しておく。

教材