英文名 | Project Study Cardiovascular Medicine | |
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科目概要 | 医学専攻(博士課程) 臨床医科学群(内科系) 12単位 特別研究 | |
履修期 | 通年 | |
科目責任者 | 東條 美奈子 | |
担当者 | 東條 美奈子 | |
講義室 |
循環器疾患の発症・増悪予防、発症後の機能回復、最適な社会復帰、二次予防に至る一連の疾病・障害の構造を理解するとともに、循環器領域における研究手法とそのトレンドについて理解する。
各テーマごとに循環器領域の最新研究に関する講義を行う。関連する論文について討議し、その内容について各自レポートにまとめて発表し、相互評価を行う。
研究計画の策定、研究倫理申請、測定・評価技術、データの解析技術、考察のまとめ方、英語論文執筆、グラント応募、留学準備などの研究指導を行う。レポートや発表内容については、その都度、フィードバックを行う。
なお、原則、対面の個別指導またはグループワーク・講義を併用し実施する。
◎ | DP1 専門領域の全般的な知識と最新の国際的研究動向の把握 |
〇 | DP2 先端の研究手法 |
〇 | DP3 医学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力(授与学位:医学) 医科学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力(授与学位:医科学) |
〇 | DP4 研究チームのリーダーとして医学研究の立案遂行(授与学位:医学) 研究チームのリーダーとして医科学研究の立案遂行(授与学位:医科学) |
◎ | DP5 国際的なレベルの学術論文の作成、出版 |
動脈硬化進展予防におけるベネフィットファクターに関する研究
循環器病発症・増悪予防のための血管内皮機能評価法に関する研究
携帯型循環器生理機能測定デバイスを用いた機械学習による病態評価とそれらを応用した心臓リハビリテーション実施前スクリーニングおよび効果判定指標の開発
内容 | 担当者 |
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医学研究の応用・実践方法を学ぶとともに、最新の循環器病予防医学の知識を吸収し、今後どのような知見が求められるのかを理解する。 | 東條 美奈子 |
研究分野の英文ジャーナルを読み、内容の詳細を理解し、説明できる。 分かりやすく研究の内容を説明し、建設的な討議ができる。 研究分野の最新の英文ジャーナルを数多く読み、客観的に評価できる。 国内外の主要な学術集会において研究内容を発表すると同時に、英語論文として 発表できる。
カンファレンス参加への積極性(10%)、提出レポート(10%)、在学期間中に採択された英語論文の内容(80%)により評価する。
予習:研究に関連する範囲について参考書などを用いて予習を行い、専門用語を調べるなど、知識を整理して演習に臨むこと。調べてもわからないところなどはそのままにせず、自主的に質問するなど、積極的な学習を望む。
復習:配布された資料や関連書籍に基づき、その周辺領域および関連分野も含めて、研究領域全般についての幅広い知識を身につけること。日常的に自分の研究分野に関する英文ジャーナルを読むこと。
【授業時間外に必要な学習時間:180時間】
単位付与に必要な学習時間:540時間
540時間 - 360時間 = 180時間
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 特に指定なし。 | ||
参考書 | 血管内皮機能を診る:循環器疾病管理に生かす評価と実際 | 東條美奈子著 | 南山堂 |
参考書 | 新型コロナウイルス感染症と血管内皮:循環器予防医学の視点から探る重症化予防策のヒント | 東條美奈子著 | 南山堂 |
参考書 | エビデンスに基づく循環器病予防医学 | 東條美奈子ら編集 | 南山堂 |