授業の目的

研究室指導教員のもとで、画像情報工学に関連した内容で研究課題を設定し、限定された範囲で解決できる能力を養うことを目的とする。博士論文発表を通じて、自主的に学習を継続できる能力、日本語・英語による記述力、プレゼンテーション能力、及びコミュニケーション能力を養うことを目標とする。

教育内容

画像情報工学に関連した研究分野において、研究室指導教員のもとで、博士論文にふさわしい研究課題の設定から国際学術発表に至る一連の研究方法を総合的に身に付ける。

教育方法

実験計画立案方法、実験手技、結果のまとめ方、考察の仕方、国際学会発表、原著論文作成などを、適宜フィードバックしながら指導する。原則、対面形式で実施する。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

研究内容

１．高感度ガンマ線コンプトンカメラの開発、及び医療応用に関する研究
２．3次元ゲル線量計の開発と放射線治療分野への導入に関する研究
３．陽子線治療ビームの体内可視化に関する研究
４．次世代核医学診断装置の開発、及び画像再構成法に関する研究

授業内容

到達目標

設定された研究課題において、研究計画の立案から国際学会発表と論文作成まで自身で行うことができる能力を身に付ける。

評価方法

口頭試問（50％）、授業への積極的な参加（30％）、レポート（20％）で評価する。欠席は減点する。和文または英文論文を執筆できれば加点する。

準備学習等(予習・復習)

指導教員によって提示される研究内容に関する基礎的項目を復習しておくこと。研究で得た知識と技術をノートやパワーポイントとしてログノートにまとめる。
【授業時間外の学習時間：180時間】

教材