英文名 | Healthcare Administration | |
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科目概要 | 医学専攻(博士課程) 医療人間科学群 2単位 講義 | |
履修期 | 通年 | |
科目責任者 | 内山 勝文 | |
担当者 | 内山 勝文, 渋谷 明隆, 箱田 美知恵, 古平 聡, 間宮 秀明, 和田 仁孝, 荒井 康夫, 冨澤 淳 | |
講義室 |
将来、医療に関する業務を行う上で必要な、患者に安全で質の高い医療を提供するための病院での取り組みについて学習し、専門的知識を習得し考察する。
医療マネジメントにおける幅広い内容についての他職種による講義とケースメソッドを用いたディスカッション形式の授業。外部講師による現場に即した専門的な講義を行う。
パワーポイントと配付資料を用いて講義する。対面式かZoomを用いた講義とする。Zoomの場合は全員顔出しとしてマイクからの質疑応答や、チャットを用いた質疑応答ならびにディスカッションを行う。必要があれば随時レポート提出により理解度の評価を行う。なお、これらに対し、理解を深めるために、適宜、コメント(フィードバック)する。
〇 | DP1 専門領域の全般的な知識と最新の国際的研究動向の把握 |
〇 | DP2 先端の研究手法 |
◎ | DP3 医学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力(授与学位:医学) 医科学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力(授与学位:医科学) |
〇 | DP4 研究チームのリーダーとして医学研究の立案遂行(授与学位:医学) 研究チームのリーダーとして医科学研究の立案遂行(授与学位:医科学) |
〇 | DP5 国際的なレベルの学術論文の作成、出版 |
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 | 講義室 |
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1 | 医療マネジメントの概説 | 科目全体を紹介する | 内山 勝文 | 9/5⑤ | 医療安全推進室あるいはZoom |
2 | 医療安全1 | インシデントレポートの役割と利用の流れにつき理解する。 | 内山 勝文 | 9/19⑤ | Zoom |
3 | 医療保険制度1 | 医療保険制度と診療報酬点数につき説明する。 | 間宮 秀明 | 9/26⑤ | Zoom |
4 | 医療保険制度2 | DPC(包括医療費支払い制度)データの活用方法につき説明する。 | 荒井 康夫 | 10/3⑤ | Zoom |
5 | 医療安全2 | 医療者におけるコミュニケーションツールであるチームステップスに参加する。 | 内山 勝文 | 10/8② | 医療安全推進室 |
6 | 医療安全3 | 医療の質・安全推進室の業務(看護師)について説明する。看護師の多職種との関係 | 箱田 美知恵 | 10/31⑥ | Zoom |
7 | 医療安全4 | 医療の質・安全推進室の業務(薬剤師)について説明する。薬剤の疑義照会など | 冨澤 淳 | 10/31⑦ | Zoom |
8 | 医療機器の安全性の評価① | 医療機器の安全性と評価について説明する。【スライド:英語・日本語】 | 古平 聡 | 11/7⑥ | Zoom |
9 | 医療機器の安全性の評価② | 医療機器の管理と評価について説明する。【スライド:英語・日本語】 | 古平 聡 | 11/7⑦ | Zoom |
10 | 医療経営戦略① | 医療経営戦略の概説について説明する。 | 渋谷 明隆 | 11/21⑥ | Zoom |
11 | 医療経営戦略② | 医療経営戦略の概説について説明する。 | 渋谷 明隆 | 11/21⑦ | Zoom |
12 | 医療におけるクオリティーマネージメント | クオリティ・インディケータ(Quality Indicator)の活用方法を学ぶ。 | 荒井 康夫 | 11/28⑤ | Zoom |
13 | 院内でのメディエーション | 院内で生じている医療事故とメディエーションについて説明する。 | 内山 勝文 | 12/5⑤ | Zoom |
14 | 医療過誤とメディエーション | 医療事故対策とメディエーションについて説明する。 | 和田 仁孝 | 11/19⑤ | Zoom |
15 | 医師賠償保険制度 | 医師賠償保険制度についてについて説明する。 | 内山 勝文 | 12/19⑤ | Zoom |
各テーマについて基本的事項を理解し、ディスカッションを通じて考える力、表現する力を磨く。病院での医療安全の取り組みについて説明できるようになることを目標とする。
評価は授業への積極的な参加60%、発言内容40%の総合評価とする。講義による完結型とし、受講者は少人数が予測されるため、授業の最中に学生に質問等を行い、理解度を評価する。次回の授業日に、前回の講義で与えられた課題など、学生の見解や誤解についての解説や学生からの提案を紹介する。
事前学習用に教科書を指定、授業では適宜プリント配布し復習に供する。授業時間外の学習時間:60時間
9月の初回の授業ではオリエンテーションをするので必ず出席していただく。履修希望者は事前に授業時間の変更について教務課にご確認する。オンライン授業はzoomを利用します。受講方法の詳細は単位責任者が履修者にメールで通知する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | MBA流ケースメソッドによる医療経営入門1、2 | 渋谷明隆 編著 | 日経BP |
教科書 | WHO 患者安全カリキュラムガイド多職種版(2011) | Copyright © World Health Organization 2011 | トピックス |
参考書 | 医療・介護問題を読み解く | 池上直己 | 日経文庫 |