英文名 | Cardiovascular Medicine | |
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科目概要 | 医学専攻(博士課程) 臨床医科学群(内科系) 2単位 講義 | |
履修期 | 通年 | |
科目責任者 | 阿古 潤哉 | |
担当者 | 阿古 潤哉, 東條 美奈子, 下濵 孝郎 | |
講義室 |
最新の循環器内科学の知識を吸収し、循環器内科学においてこれから克服すべき課題について基本的な知識を習得する。そのうえで今後必要とされる診断治療について自らの考えで研究を自主的に進めていく能力を養成する。
現在までの循環器内科学の知識に基づき、臨床的疑問点から発する問題点の解決法を見出し、自ら行い、かつ発表するまでを一連の流れとして教育指導する。
Zoom、Teamsなどを使用した双方向型のオンラインライブ講義を行う。
毎回の授業で学生の課題に対しフィードバックする。
◎ | DP1 専門領域の全般的な知識と最新の国際的研究動向の把握 |
◎ | DP2 先端の研究手法 |
◎ | DP3 医学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力(授与学位:医学) 医科学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力(授与学位:医科学) |
◎ | DP4 研究チームのリーダーとして医学研究の立案遂行(授与学位:医学) 研究チームのリーダーとして医科学研究の立案遂行(授与学位:医科学) |
◎ | DP5 国際的なレベルの学術論文の作成、出版 |
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 | 講義室 |
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1 | 心不全の循環調節因子 | 心不全における循環調節因子の破綻とその制御法について学ぶ。【スライド:英語・日本語】 | 東條 美奈子 | 6/4② | オンラインライブ |
2 | 心不全とレニンアンジオテンシン系 | 心不全時のレニンアンジオテンシン系の果たす役割について解説する。【スライド:英語・日本語】 | 東條 美奈子 | 6/11② | オンラインライブ |
3 | 機械的心筋リモデリング | 心不全における心臓の形態学的変化について学ぶ。【スライド:英語・日本語】 | 阿古 潤哉 | 6/18② | オンラインライブ |
4 | 心筋の自己免疫反応 | 心筋炎、心筋症において自己免疫が果たす役割について学ぶ。【スライド:英語・日本語】 | 下濵 孝郎 | 6/25② | オンラインライブ |
5 | 心筋虚血 | 心筋虚血が心機能に与える影響について解説する。【スライド:英語・日本語】 | 阿古 潤哉 | 7/2② | オンラインライブ |
6 | イオンチャンネル病 | イオンチャンネルの異常がもたらす疾患について解説する。【スライド:英語・日本語】 | 阿古 潤哉 | 7/9② | オンラインライブ |
7 | 不整脈基盤 | 不整脈を誘発したり不整脈が停止しにくくなる機構について解説する。【スライド:英語・日本語】 | 下濵 孝郎 | 7/17② | オンラインライブ |
8 | 電気的リモデリング | 形態学的なリモデリング以外に、電気的リモデリングがあることを理解する。【スライド:英語・日本語】 | 下濵 孝郎 | 9/24② | オンラインライブ |
9 | トリガー因子 | 不整脈のトリガー因子について解説する。【スライド:英語・日本語】 | 阿古 潤哉 | 10/1② | オンラインライブ |
10 | 伝導特性 | 心筋の伝導特性について学ぶ。【スライド:英語・日本語】 | 下濵 孝郎 | 10/8② | オンラインライブ |
11 | 血管内皮、内皮細胞 | 血管内皮が正常状態と病的状態に果たす役割について学ぶ。【スライド:英語・日本語】 | 東條 美奈子 | 10/15② | オンラインライブ |
12 | 血管平滑筋細胞 | 血管平滑筋細胞が動脈硬化性疾患に果たす役割を理解する。【スライド:英語・日本語】 | 東條 美奈子 | 10/22② | オンラインライブ |
13 | 心血管前駆細胞 | 骨髄由来の細胞による血管形成について学ぶ。【スライド:英語・日本語】 | 東條 美奈子 | 10/29② | オンラインライブ |
14 | 老化と加齢 | 老化、加齢が心血管に与える影響について講義する。【スライド:英語・日本語】 | 東條 美奈子 | 11/5② | オンラインライブ |
15 | 変性LDL | 変性LDLが動脈硬化を如何に引き起こすかを理解する。【スライド:英語・日本語】 | 阿古 潤哉 | 11/12② | オンラインライブ |
最新の循環器内科学の知識を吸収し、循環器内科学においてこれから克服すべき課題について基本的な知識を習得し、そのうえ自らの考えで研究を自主的に進めていくことができるようになる。
レポート70%、授業への積極的な参加30%。
既に一般医学生が持っている循環器内科学の知識は基礎として持っているものとする。さらに、現在の循環器内科学における問題点についても予習してあることが望ましい。
【授業時間外の学習時間:60時間】
日時は確定次第、履修者に通知する。
種別 | 書名 |
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教科書 | 特になし。 |
参考書 | 特になし。 |