英文名 | Multi‐Departmental Lectures on Medical Engineering | |
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科目概要 | 医学専攻(博士課程) 医療工学群 2単位 講義 | |
履修期 | 通年 | |
科目責任者 | 熊谷 寛 | |
担当者 | 熊谷 寛, 氏平 政伸, 河野 俊之, 五味 勉, 村石 浩, 福田 宏, 山本 洋, 鍵谷 豪, 酒井 利奈, 小久保 謙一, 原 秀剛, THET THET LWIN, 渡邉 祐介, 吉田 和弘, 守田 憲崇, 藤井 清孝, 坂口 和也, 小菅 智裕, 橋本 成世, 有阪 直哉 | |
講義室 |
医療工学群の背景と意義、研究の発表のしかた、研究論文の書き方の理解を目指す。
医療工学群担当教員の個別の研究内容を中心として、幅広い分野を俯瞰する。
医療工学分野の高度な専門知識を習得し、各専門分野における総合能力を高めることを目指す。
医療工学群の背景と意義、研究の発表のしかた、研究論文の書き方を理解できる。生体機能代行装置、色彩工学と色覚、位相X線イメージングでみる生体組織、コンプトンカメラ法によるγ線イメージング、陽電子断層撮像(PET)、放射線の生物影響、生体情報の表面計測と信号処理、放射線治療の技術革新、Dual-Energy CT、医療機器の製品安全、高精度放射線治療、生体信号データ、有限要素法による応力解析、ニューラルネットワーク、薬物動態解析と画像処理、医療機器・設備に関連する医療トラブルなど、医療工学分野の高度な専門知識を習得できる。
パワーポイントと配付資料などを用いて講義を行う。
第2回、第7回、第12回、第15回はオンラインの講義を行う。それ以外は対面で講義を行う。
提出されたレポートにおいて返答が必要だと判断される場合は、教員から電子メールで返答する。
◎ | DP1 専門領域の全般的な知識と最新の国際的研究動向の把握 |
〇 | DP2 先端の研究手法 |
〇 | DP3 医学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力(授与学位:医学) 医科学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力(授与学位:医科学) |
〇 | DP4 研究チームのリーダーとして医学研究の立案遂行(授与学位:医学) 研究チームのリーダーとして医科学研究の立案遂行(授与学位:医科学) |
◎ | DP5 国際的なレベルの学術論文の作成、出版 |
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 | 講義室 |
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1 | 医療工学群とは | 医療工学群の背景と意義について述べる。[スライド:日本語] | 熊谷 寛 | 4/14⑥ | A1号館5階ゼミ室1 |
2 | 研究の発表のしかた | 研究発表の流れ、発表方法、抄録やプレゼンテーションの作成方法などについて学ぶ。【スライド:日本語】 | 氏平 政伸 | 4/21⑥ | オンラインライブ |
3 | 研究論文の書き方 | 研究論文の書き方について述べる。[スライド:英語・日本語] | 五味 勉 | 4/28⑥ | A1号館5階ゼミ室3 |
4 | 生体機能代行装置の研究開発 | 生体機能代行装置の研究開発について、具体例含め解説する[スライド:英語] | 小久保 謙一 | 5/12⑥ | A1号館5階ゼミ室3 |
5 | 色彩工学と色覚 | 色彩工学と色覚の諸問題について解説する。[スライド:英語] | 福田 宏 | 5/19⑥ | L1-1Fコンピュータ室1 |
6 | 位相X線イメージングでみる生体組織 | 位相コントラストX線イメージング法による生体組織の可視化について解説する。 [スライド:日本語・英語] | THET THET LWIN | 5/26⑥ | A1号館5階 ゼミ室3 |
7 | コンプトンカメラ法によるγ線イメージング | コンプトンカメラ法によるγ線イメージングの概略を説明する。 [スライド:日本語・英語] | 村石 浩 | 6/2⑥ | オンラインライブ |
8 | 放射線の生物影響 | 被ばくによる生物影響について解説する。 [スライド:日本語] | 鍵谷 豪 | 6/16⑥ | A1号館5階ゼミ室1 |
9 | 生体情報の表面計測と信号処理 | 生体表面から得る信号の処理方法と応用について解説する[スライド:英語] | 小菅 智裕 | 6/23⑥ | A1号館5階ゼミ室3 |
10 | 放射線治療の技術革新 | 放射線によるがん治療のメカニズムから最新の照射技術と線量測定技術について解説する[スライド:英語・日本語] | 渡邉 祐介 | 6/30⑥ | A1号館5階ゼミ室1 |
11 | Dual-Energy CTの原理と臨床応用 | Dual-Energy CTの原理と臨床応用について解説する[スライド:日本語] | 原 秀剛 | 7/7⑥ | A1号館5階ゼミ室1 |
12 | 医療機器の製品安全について | 医療機器を開発する側から見る製品の安全について解説する【スライド:英語・日本語】 | 吉田 和弘 | 7/14⑥ | オンラインライブ |
13 | 高精度放射線治療 | 高精度放射線治療装置および最新の治療技術について解説する[スライド:英語・日本語] | 橋本 成世 | 9/1⑥ | A1号館5階ゼミ室3 |
14 | 生体信号データの最適化 | 時系列生体信号を表現する手法である最適化手法について解説する【スライド:日本語・英語】 | 守田 憲崇 | 9/8⑥ | A1号館5階ゼミ室3 |
15 | 有限要素法による応力解析 | 有限要素法による応力解析の詳細を解説する【スライド:英語】 | 酒井 利奈 | 9/22⑥ | オンラインライブ |
16 | ニューラルネットワークの概要 | 代表的なニューラルネットワークについての概要と応用について解説する【スライド:英語・日本語】 | 有阪 直哉 | 9/29⑥ | A1号館5階ゼミ室3 |
17 | 薬物動態解析と画像処理 | PET受容体結合能評価を中心に定量評価の手法と、インビトロ操作とは異なる困難さを概説する。【スライド:英語・日本語】 | 坂口 和也 | 10/6⑥ | A1号館5階ゼミ室3 |
18 | 医療機器・設備に関連する医療トラブル | 最近の医療機器や設備に関連するインシデント・アクシデントについて概説を行う【スライド:英語】 | 藤井 清孝 | 10/20⑥ | A1号館5階ゼミ室3 |
19 | 生体系の核磁気共鳴(NMR) | 生体系の核磁気共鳴の概要と応用について解説する【スライド:英語・日本語】 | 河野 俊之 | 10/27⑥ | A1号館5階ゼミ室3 |
20 | 高周波電磁波と計測応用 | 高周波電磁波と計測への応用について解説する [スライド:英語] | 山本 洋 | 11/10⑥ | A1号館5階ゼミ室3 |
医療工学分野の基礎と応用に関して幅広く理解できるようになる。
レポート(100%)。20回のうち出席60%(12回)以上を以って、評価する。第4回から第20回までのどれか2つの講義内容をまとめたレポートを提出させて評価する。
興味あるテーマやその周辺を予習しておく。講義プリントをもとにさらに深く調べる。【授業外学習時間:60時間】
レポート提出締切: 2025年12月5日(金)17:00(テーマ、担当者を必ず明記すること)
レポート提出先 : 医療系研究科事務室
種別 | 書名 |
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教科書 | 特になし |
参考書 | 特になし |