英文名 | Regulation Biochemistry | |
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科目概要 | 医学専攻(博士課程) 分子病態学群 2単位 講義 | |
履修期 | 後期(10月以降) | |
科目責任者 | 市川 尊文 | |
担当者 | 市川 尊文, 石井 直仁, 小島 史章, 川上 文貴, 川島 麗, 前川 達則, 黒崎 祥史 | |
講義室 |
生命現象の分子基盤を詳細に把握するために、生体制御生化学では病気の発症の予知の可能性や、病気の治癒過程における生体の変化、また治癒を促進したり、組織や器官に傷害を起こす薬剤・薬物の作用機序やスクリーニングの方法の開発などを目的とした研究の経過や成果について理解し、最近の研究の動向を知る。
消化管病変に関する薬物治療、炎症関連物質に関する最近の話題、生活習慣病に関する最近の話題、炎症性腸疾患に関する最近の話題、腎機能と腎障害研究に関する最近の話題についての講義が中心である。
パワーポイント、板書および視聴覚メディア(DVD)を活用しながら講義形式ですすめる。講義中に解決できなかった問題に関しては、メール等を用いて議論・回答することでフィードバックを行う。
◎ | DP1 専門領域の全般的な知識と最新の国際的研究動向の把握 |
◎ | DP2 先端の研究手法 |
〇 | DP3 医学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力(授与学位:医学) 医科学研究や医療分野のリーダーとして求められる高い見識と倫理観とコミュニケーション能力(授与学位:医科学) |
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 | 講義室 |
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1 | 消化管病変に関する薬物治療の話題(1) | 消化管病変に関する各種薬物治療について理解する | 市川 尊文 | 10/8⑥ | A1号館5階ゼミ室1 |
2 | 消化管病変に関する薬物治療の話題(2) | 消化管病変に関する薬物治療の最近の話題について学ぶ | 市川 尊文 | 10/8⑦ | A1号館5階ゼミ室1 |
3 | 消化管神経と病態解析(1) | 消化管神経の研究を実施するための基礎的知識・技術とその成果を学ぶ | 前川 達則 | 10/15⑥ | A1号館5階ゼミ室1 |
4 | 消化管神経と病態解析(2) | 消化管神経の研究に関する最近の話題について学ぶ | 前川 達則 | 10/15⑦ | A1号館5階ゼミ室1 |
5 | 炎症関連物質に関する研究紹介(1) | 炎症関連物質に関する研究成果について理解する | 小島 史章 | 10/22⑥ | A1号館5階ゼミ室1 |
6 | 炎症関連物質に関する研究紹介(2) | 炎症関連物質に関する最近の研究について学ぶ | 小島 史章 | 10/22⑦ | A1号館5階ゼミ室1 |
7 | 炎症関連物質に関する最近の話題 | 炎症関連物質に関する最近の話題について学ぶ | 小島 史章 | 10/29⑥ | A1号館5階ゼミ室1 |
8 | 炎症性腸疾患に関する研究紹介(1) | 炎症性腸疾患に関する研究成果について理解する | 川島 麗 | 11/12⑥ | A1号館5階ゼミ室1 |
9 | 炎症性腸疾患に関する研究紹介(2) | 炎症性腸疾患に関する最近の話題について学ぶ | 川島 麗 | 11/12⑦ | A1号館5階ゼミ室1 |
10 | 腎機能と腎障害研究の紹介(1) | 腎機能と腎障害研究の成果について理解する | 石井 直仁 | 11/19⑥ | A1号館5階ゼミ室1 |
11 | 腎機能と腎障害研究の紹介(2) | 腎機能と腎障害研究の最近の話題について学ぶ | 石井 直仁 | 11/19⑦ | A1号館5階ゼミ室1 |
12 | 腎機能と腎障害研究の最新情報(1) | 腎機能と腎障害研究の成果について理解する | 黒崎 祥史 | 11/26⑥ | A1号館5階ゼミ室1 |
13 | 腎機能と腎障害研究の最新情報(2) | 腎機能と腎障害研究の最近の話題について学ぶ | 黒崎 祥史 | 11/26⑦ | A1号館5階ゼミ室1 |
14 | 生活習慣病に関する研究紹介(1) | 生活習慣病に関する研究成果について理解する | 川上 文貴 | 12/3⑥ | A1号館5階ゼミ室1 |
15 | 生活習慣病に関する研究紹介(2) | 生活習慣病に関する最近の話題について学ぶ | 川上 文貴 | 12/3⑦ | A1号館5階ゼミ室1 |
1)消化管病変に関する薬物療法について具体的に説明ができる。
2)炎症関連物質について具体例を挙げて説明できる。
3)生活習慣病について、新たな病態解析の手法の開発や、それらの方法を用いて得られた成果の具体例について説明できる。
4)炎症性腸疾患についての最近の話題を列挙できる。
5)腎機能と腎障害研究の最近の話題を列挙できる。
評価は口頭試問(70%)、授業への積極的な参加(30%)の総合評価とする。なお、欠席は減点する。
正常な生体における代謝の役割について、生化学及び薬理学の教科書(学部で使用したもの等)で復習しておくこと。
特に、各講義を受ける前に「胃」「小腸」「大腸」「肝臓」「腎臓」について記載されている項目に目を通しておくとよい(所要時間10分)。
講義終了後に提示された資料を復習すること(所要時間5分)。
【授業時間外の学習時間:60時間】
特になし
種別 | 書名 |
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教科書 | 毎回、資料を提示する。 |
参考書 | 指定なし |