英文名 | Health Care and Medical Education | |
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科目概要 | 医科学専攻・医学専攻(共通教育科目) 共通教育科目 2単位 講義 | |
履修期 | 前期(9月迄) | |
科目責任者 | 守屋 利佳 | |
担当者 | 守屋 利佳, 千葉 宏毅, 坂東 由紀, 東川 麻里 | |
講義室 |
新しい医療・医学教育とその前提となる根拠を理解する。また、医療従事者の指導者として必要な指導方法を習得する。
医療者教育に必要な教育理論と教育実践に必要なスキルや考え方を講義及びグループワークで学ぶ。また、実際に自分が担当する、または将来的に担当するであろう教育カリキュラムや講義を組み立て、グループ内での議論をもとにブラッシュアップを図る。
Microteachingでは、グループ内で各自のミニ講義を行い、互いにフィードバックをするとともに、ビデオ撮影したものを見て自ら振り返ることにより、教育能力の向上を図る。
・PPTや配布資料を用いた講義(オンデマンド)
・グループ内、グループ間でディスカッション(カリキュラムプランニング):グループディスカッションの中でフィードバックを行う。
・プロダクトの発表とディスカッション(対面講義またはオンライン):発表時間内にフィードバックを行う。
◎ | DP3 医学・医科学研究や医療技術の専門家・リーダーとしての高い倫理観とコミュニケーション能力 |
〇 | DP4 チームの中で研究や臨床を進める能力 |
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 | 講義室 |
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1 | オリエンテーション/医療・医学教育改革の歴史/教育とは | 医療・医学教育の概要とその流れを理解する リアルタイム(対面またはオンライン)【スライド:日本語】 | 坂東 由紀 千葉 宏毅 守屋 利佳 | 5/13⑥ | M1-9F大学院ゼミ室 |
2 | カリキュラムとは:理論と組み立て方1 | カリキュラムの概要を理解する【スライド:日本語】 | 坂東 由紀 千葉 宏毅 守屋 利佳 | 5/20⑥ | M1-9F大学院ゼミ室 |
3 | カリキュラムとは:理論と組み立て方2 | カリキュラムプランニングを理解する【スライド:日本語】 | 坂東 由紀 千葉 宏毅 守屋 利佳 | 5/20⑦ | M1-9F大学院ゼミ室 |
4 | Teaching Skill | 講義や実習の組み立て方、進め方、形成的評価などのポイントを学ぶ リアルタイム(対面またはオンライン)*場合によってはオンデマンドになる可能性あり【スライド:日本語】 | 坂東 由紀 千葉 宏毅 守屋 利佳 | 5/27⑥ | M1-9F大学院ゼミ室 |
5 | 効果的なフィードバック | フィードバックの実際を学ぶ【スライド:日本語】 | 坂東 由紀 千葉 宏毅 守屋 利佳 | 5/27⑦ | M1-9F大学院ゼミ室 |
6 | 能動的学習について | 能動的学習の概要を理解する【スライド:日本語】 | 坂東 由紀 千葉 宏毅 守屋 利佳 | 6/3⑥ | M1-9F大学院ゼミ室 |
7 | 熟達化について | 熟達過程やその構造を理解する【スライド:日本語】 | 坂東 由紀 千葉 宏毅 守屋 利佳 | 6/3⑦ | M1-9F大学院ゼミ室 |
8 | 対話のスキル 多様性の許容 個人の価値観を認識すること | 多様性の中でいかに学ぶか【スライド:日本語】 | 坂東 由紀 千葉 宏毅 守屋 利佳 | 6/10⑥ | M1-9F大学院ゼミ室 |
9 | 反省的実践とは (行為の中の反省) | 学習における省察の意義を理解する【スライド:日本語】 | 坂東 由紀 千葉 宏毅 守屋 利佳 | 6/10⑦ | M1-9F大学院ゼミ室 |
10 | コーチング | コーチングとメンタリングを通した援助的行動の原則を学ぶ【スライド:日本語】 | 坂東 由紀 千葉 宏毅 守屋 利佳 | 6/17⑥ | M1-9F大学院ゼミ室 |
11 | モチベーションと暗黙知 | モチベーションの仕組みと暗黙知を理解する【スライド:日本語】 | 坂東 由紀 千葉 宏毅 守屋 利佳 | 6/17⑦ | M1-9F大学院ゼミ室 |
12 | グループでの意志決定理論 | グループダイナミクスを理解する リアルタイム(対面またはオンライン)【スライド:日本語】 | 坂東 由紀 千葉 宏毅 守屋 利佳 | 6/24⑥ | M1-9F大学院ゼミ室 |
13 | 質の向上プロジェクト (Quality improvement project ) | 組織の改善に必要なことを学ぶ リアルタイム(対面またはオンライン)【スライド:日本語】 | 坂東 由紀 千葉 宏毅 守屋 利佳 | 6/24⑦ | M1-9F大学院ゼミ室 |
14 | Microteaching | 模擬講義を互いに行い、相互評価する リアルタイム(対面またはオンライン)【スライド:日本語】 | 坂東 由紀 千葉 宏毅 守屋 利佳 | 7/1⑥ | M1-9F大学院ゼミ室 |
15 | まとめ | 1~14のまとめ リアルタイム(対面またはオンライン)【スライド:日本語】 | 坂東 由紀 千葉 宏毅 守屋 利佳 | 7/1⑦ | M1-9F大学院ゼミ室 |
1.医療・医学教育の改革の歴史とその背景を説明できる。
2.新しい医療・医学教育(成人学習理論を含む)とその理論的根拠を説明できる。
3.能動的学習方法を理解し、その手法を用いて指導できる。
4.医療従事者に必要な、わかりやすい説明・研究発表・講義ができるようにすると共に、指導法である Microteaching をマスターし、わかりやすい説明・発表・講義をすることができる。
5.医学・医療教育のシステム・カリキュラムの概要を説明できる。
学習者参加型の講義形式です。授業への積極的な参加や講義中のプレゼンテーションにより総合的に評価します(下記参照)。
・リアルタイム講義への参加態度(15%)
・毎回の(オンデマンド講義時の)課題への取り組み(15%)
・マイクロティーチングのプレゼンテーション、参加状況(30%)
・全講義終了後のレポート(40%)
・Microteachingでは各自で15分程度のプレゼンテーションを用意することが求められます。
・授業時間外の学習時間:60時間
・受講者は博士課程の学生及び、感覚・運動統御医科学群に所属する修士課程の学生に限定します。
・リアルタイムと記載のあるコマは対面(状況によってはオンライン)での開講です。参加者の都合を確認しながら日程を決めますので変更になることがあります。(火曜日・木曜日いずれかで設定)
・オンライン・オンデマンドは、ZOOMを利用し、受講方法は、履修者に別途連絡します。
・受講者や社会情勢に応じて講義形式を変更することがあります。
・遅刻・欠席などは減点の対象となります。
種別 | 書名 |
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教科書 | 指定なし |
参考書 | 指定なし |