英文名 | Medical and Mechanical Engineering | |
---|---|---|
科目概要 | 医科学専攻(修士課程) 医療工学群 2単位 講義 | |
履修期 | 前期(9月迄) | |
科目責任者 | 氏平 政伸 | |
担当者 | 氏平 政伸, 酒井 利奈, 吉田 和弘, 内田 健太郎 | |
講義室 |
機械工学の医療への応用に関する研究やそれに関連した基礎事項について学ぶことで、自分の研究テーマへの理解を深め研究遂行の足がかりにできること。
1) 移植医療の基礎となる細胞や組織の冷凍保存技術の基礎的な理解を深める。
2) インプラント材料として人工関節、骨折プレートを取り上げ、その問題点と対策を通じて医工の接点に対する理解を深める。
3) 運動器のバイオメカニクスや再生医療について理解を深める。
Zoomを利用したオンラインライブ遠隔講義。適宜資料配付(メール添付またはGoogleDriveからダウンロード)。パワーポイントによる解説。オンラインによる履修者からの質問に対する返答とディスカッション。
【フィードバック】
レポートにはコメントを質問には答えを電子メールで返送する。
◎ | DP1 専門領域の基本的な知識を持ち、その領域の研究動向を把握 |
〇 | DP2 必要な研究手法 |
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 | 講義室 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 低温医工学の概要 1 | 低温とは何か?低温の医療への利用【スライド:日本語】 | 氏平 政伸 | 5/15③ | オンラインライブ |
2 | 低温医工学の概要 2 | 低温技術の進歩【スライド:日本語】 | 氏平 政伸 | 5/15④ | オンラインライブ |
3 | 細胞の凍結解凍過程と生存条件 | 細胞の凍結解凍過程と生存条件,組織の凍結保存について【スライド:日本語】 | 氏平 政伸 | 5/22③ | オンラインライブ |
4 | 生物の越冬と凍結保存の関連性 | 生物の越冬と凍結保存の関連性について【スライド:日本語】 | 氏平 政伸 | 5/22④ | オンラインライブ |
5 | 凍結保存の課題 | 凍結保存の課題と展望について【スライド:日本語】 | 氏平 政伸 | 5/29③ | オンラインライブ |
6 | 生体内インプラントの問題点と対策 | 生体内インプラントの問題点と対策【スライド:英語】 | 酒井 利奈 | 6/5③ | オンラインライブ |
7 | 人工関節の固定に関する課題 | 人工関節のルースニングに関する課題,THAで生じる課題【スライド:英語】 | 酒井 利奈 | 6/5④ | オンラインライブ |
8 | 骨折プレートの固定性の評価 1 | 骨折プレートの剛性と変位量【スライド:英語】 | 酒井 利奈 | 6/12③ | オンラインライブ |
9 | 骨折プレートの固定性の評価 2 | 骨折プレートの応力と歪【スライド:英語】 | 酒井 利奈 | 6/12④ | オンラインライブ |
10 | 力学環境と骨 | 力学環境と骨について【スライド:英語】 | 内田 健太郎 | 6/19③ | オンラインライブ |
11 | 運動器の再生医療 | 組織工学的手法を用いた運動器再生【スライド:英語】 | 内田 健太郎 | 6/19④ | オンラインライブ |
12 | 生体内インプラントに用いられる材料について 1 | インプラント用金属材料の特徴【スライド:英語・日本語】 | 吉田 和弘 | 6/26③ | オンラインライブ |
13 | 生体内インプラントに用いられる材料について 2 | インプラント用金属材料の問題点【スライド:英語・日本語】 | 吉田 和弘 | 6/26④ | オンラインライブ |
14 | 生体内インプラントに用いられる材料について 3 | インプラント用有機及び無機材料の特徴【スライド:英語・日本語】 | 吉田 和弘 | 7/3③ | オンラインライブ |
15 | 生体内インプラントに用いられる材料について 4 | インプラント用有機及び無機材料の問題点【スライド:英語・日本語】 | 吉田 和弘 | 7/3④ | オンラインライブ |
自分の研究内容への理解を深めるため、機械工学分野の基礎理論をどのように医療機器の開発や研究に応用するかについて学び、研究を円滑に遂行できるようになること。
「授業への積極的な参加と理解度(質問やディスカッション)」と「レポート点または質問点」を80%、20%の割合で評価する。
予習として、各講義項目についての予備知識を文献やインターネット等から得ておくこと。講義後は、復習として自分のテーマと各講義項目の関連性について纏めておき、研究遂行の際に役立てること。【授業外学習時間:60時間】
・原則として1回に2時限実施する。
・講義後各教員に対してレポートまたは質問を電子メールで提出すること。
・受講方法については、各講義の担当教員から受講者に直接メールで連絡する。
種別 | 書名 |
---|---|
教科書 | 特になし |
参考書 | 特になし |