英文名 | Molecular Hematology | |
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科目概要 | 医科学専攻(修士課程) 分子病態学群 2単位 講義 | |
履修期 | 集中(1か月以内) | |
科目責任者 | 大津 真 | |
担当者 | 大津 真, 佐藤 隆司 | |
講義室 |
本科目では、血液学関連研究の最新知見の理解を深めることを目標とする。
血液学に関する論文を教材として用いて、論文の読み方、発表の仕方についての基礎を学ぶ。
第2回〜第8回では原著論文紹介を受講生が行う。担当者はそれに基づいて英文原著論文の読み方、発表方法をその場でフィードバックとして教授する。
第9回〜第15回では、血小板減少症の臨床検査法および病態形成機序を概説する。また、血小板減少症に関する原著論文紹介を受講生が行う。
学生からの疑問、質問については毎回の講義で受付け、講義時間内または次回の講義にて回答しフィードバックとする。
◎ | DP1 専門領域の基本的な知識を持ち、その領域の研究動向を把握 |
〇 | DP2 必要な研究手法 |
〇 | DP3 医科学研究の専門家としての倫理観やコミュニケーション能力(授与学位:医科学) 医療技術の専門家としての倫理観やコミュニケーション能力(授与学位:医療科学) |
〇 | DP4 研究チームの一員として自分の研究課題について研究を立案・遂行する能力 |
〇 | DP5 データに基づいた論理的な学術論文の作成 |
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 | 講義室 |
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1 | 受講にあたってのガイダンス | 今後の進め方について | 大津 真 佐藤 隆司 | 10/28⑤ | A1号館5階ゼミ室3 |
2 | 血液学関連研究① | 遺伝子治療・造血幹細胞・造血細胞移植・造血器腫瘍等に関わる研究から | 大津 真 | 11/4⑤ | A1号館5階ゼミ室3 |
3 | 血液学関連研究② | 遺伝子治療・造血幹細胞・造血細胞移植・造血器腫瘍等に関わる研究から | 大津 真 | 11/6⑤ | A1号館5階ゼミ室3 |
4 | 血液学関連研究③ | 遺伝子治療・造血幹細胞・造血細胞移植・造血器腫瘍等に関わる研究から | 大津 真 | 11/7⑤ | A1号館5階ゼミ室3 |
5 | 血液学関連研究④ | 遺伝子治療・造血幹細胞・造血細胞移植・造血器腫瘍等に関わる研究から | 大津 真 | 11/11⑤ | A1号館5階ゼミ室3 |
6 | 血液学関連研究⑤ | 遺伝子治療・造血幹細胞・造血細胞移植・造血器腫瘍等に関わる研究から | 大津 真 | 11/12⑤ | A1号館5階ゼミ室3 |
7 | 血液学関連研究⑥ | 遺伝子治療・造血幹細胞・造血細胞移植・造血器腫瘍等に関わる研究から | 大津 真 | 11/13⑤ | A1号館5階ゼミ室3 |
8 | まとめ | 英文原著論文の読み方、発表方法の総括 | 大津 真 | 11/17⑤ | A1号館5階ゼミ室3 |
9 | 血小板減少症における臨床検査法① | 血小板減少症の自己抗体について、血小板減少症に関する論文紹介 | 佐藤 隆司 | 11/18⑤ | A1号館5階ゼミ室3 |
10 | 血小板減少症における臨床検査法② | 血小板減少症の自己抗体について、血小板減少症に関する論文紹介 | 佐藤 隆司 | 11/19⑤ | A1号館5階ゼミ室3 |
11 | 血小板減少症の病態解析① | 血小板減少症のゲノム解析について、血小板減少症に関する論文紹介 | 佐藤 隆司 | 11/20⑤ | A1号館5階ゼミ室3 |
12 | 血小板減少症の病態解析② | 血小板減少症のゲノム解析について、血小板減少症に関する論文紹介 | 佐藤 隆司 | 11/21⑤ | A1号館5階ゼミ室3 |
13 | 血小板減少症の病態解析③ | 血小板減少症と感染症について、血小板減少症に関する論文紹介 | 佐藤 隆司 | 11/25⑤ | A1号館5階ゼミ室3 |
14 | 血小板減少症の病態解析④ | 血小板減少症と感染症について、血小板減少症に関する論文紹介 | 佐藤 隆司 | 11/26⑤ | A1号館5階ゼミ室3 |
15 | 血小板減少症の病態解析⑤ | 血小板減少症の制御性T細胞について、血小板減少症に関する論文紹介 | 佐藤 隆司 | 11/27⑤ | A1号館5階ゼミ室3 |
血液学関連研究の最新の知見の理解を深めることができる。
評価は授業への参加(40%)に加えて、論文のプレゼンテーション(30%)、質疑応答への積極的参加(30%)の総合評価とする。欠席は減点する。
血液学関連、主にシグナル伝達、転写因子、がん、血小板減少症等をキーワードとした関連の論文を読んでおくことが望ましい。講義後は十分復習すること。授業時間外の学習時間:60時間
全受講生で原著論文を分担して紹介を行うことを必須とする。
種別 | 書名 | 発行所 |
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教科書 | 特に指定しない。 | |
参考書 | がん生物学イラストレイテッド | 羊土社 |
参考書 | 転写制御とエピジェネティクス | 南山堂 |
参考書 | シグナル伝達イラストマップ | 羊土社 |