英文名 | psychological assessment practiceⅡ | |
---|---|---|
科目概要 | 医科学専攻(修士課程) 臨床心理学コース 2単位 演習(修士) | |
履修期 | 通年 | |
科目責任者 | 岩滿 優美 | |
担当者 | 深瀬 裕子, 野村 和孝, 岩滿 優美, 山崎 里紗 | |
講義室 |
臨床心理の専門家として,投影法および作業検査法による性格検査、症状評価を用いた心理的アセスメントの意義を理解し,これらに関する理論と方法を学び,心理に関する相談、助言、指導等に応用することができる。
投影法、作業検査法、症状評価の実施および心理所見の作成方法を説明する。
心理検査の実習、発表、解説により行う。またグループワークとグループ発表も適宜行う。
なお、発表、グループワーク、およびグループ発表については、個別又は全体に対する講評により、フィードバックを行う。
〇 | DP1 専門領域の基本的な知識を持ち、その領域の研究動向を把握 |
◎ | DP3 医科学研究の専門家としての倫理観やコミュニケーション能力(授与学位:医科学) 医療技術の専門家としての倫理観やコミュニケーション能力(授与学位:医療科学) |
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 | 講義室 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 内田クレペリン検査の理論と実施 | 内田クレペリン検査について解説し、実施する | 野村 和孝 | 4/16② | 調整中_A1 |
2 | 精神症状の評価と尺度の理論と実践 | コーネルメディカルインデックス、GHQ、統合失調症尺度について解説し、実施する | 野村 和孝 | 4/16③ | 調整中_A1 |
3 | 精神症状の評価と尺度の理論と実践 | MAS,STAI、POMS、SDS、HADS、CES-D、抑うつと不安の面接について解説し、実施する | 野村 和孝 | 4/16④ | 調整中_A1 |
4~6 | P-Fスタディ | P-Fスタディの理論と実施方法を学ぶ | 深瀬 裕子 | 4/22③④⑤ | 調整中_A1 |
7 | 主題統覚検査の意義と理論 | 主題統覚検査の理論と実施方法を学ぶ | 深瀬 裕子 | 4/25② | 調整中_A1 |
8・9 | 文章完成法テスト | 文章完成法テストの理論と実施方法を学ぶ | 深瀬 裕子 | 4/25③④ | 調整中_A1 |
10 | 描画法の理論と実施1 | 風景構成法について解説し,実施する | 山崎 里紗 | 9/8③ | 調整中_A1 |
11 | 描画法の理論と実施2 | HTPP法、S-HTP法について解説し,実施する | 山崎 里紗 | 9/29② | 調整中_A1 |
12 | 描画法の理論と実施3 | バウムテストについて解説し、実施する | 山崎 里紗 | 9/29③ | 調整中_A1 |
13 | 描画法の心理所見の作成 | 描画法の心理所見を作成する | 山崎 里紗 | 10/27③ | 調整中_A1 |
14 | テストバッテリーについて | テストバッテリーの考え方について解説する | 岩滿 優美 | 11/18③ | 調整中_A1 |
15 | 心理所見作成 | 複数の心理検査について心理所見を作成する | 岩滿 優美 | 11/18④ | 調整中_A1 |
投影法および作業検査法による性格検査、症状評価について
1)その意義と理論を説明できる。
2)実施し,心理に関する相談、助言、指導等に応用することができる。
評価は心理所見作成を含めたレポート(30%)、発表(30%)、授業への積極的な参加(20%)、心理検査実施状況(20%)の総合評価とする。
なお、欠席は減点する。
レポートに対するフィードバックは授業時間内に行う。
参考書や文献、心理検査の解釈の本などで、事前にそれぞれの心理検査について勉強しておくこと。
各心理検査を学んだ後は、しっかりと復習し、実際に心理検査を実施できるように何度も練習を行うこと。
各回ごとに予習と復習が必要であり、授業外学習時間は60時間である。
本演習は臨床心理学コース在籍者のみ受講可能である。
状況に応じてオンラインにする場合がある(受講方法は、別途、履修者に連絡する)。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 特に指定なし。 | ||
参考書 | 臨床心理査定学 | 岡堂哲雄(編) | 誠信書房 |
参考書 | 臨床心理査定技法1 | 下仲順子(編) | 誠信書房 |
参考書 | 臨床心理査定技法2 | 皆藤 章(編) | 誠信書房 |