Web Syllabus(講義概要)
トップへ戻る 前のページへ戻る
環境衛生学
英文名Environmental Hygiene
科目概要医科学専攻(修士課程) 環境医科学群 2単位 講義
履修期前期(9月迄)
科目責任者清 和成
担当者清 和成, 古川 隼士, 星子 裕貴 
講義室

授業の目的

人の衛生的かつ健康的な生存環境の創出や生態系の健全性の保全のためには、環境の状態把握、環境汚染の未然防止、汚染環境の浄化などに係る科学技術の正しい理解と適切な適用が必要であり、より具体的には、環境分析手法や汚染物質の除去・分解技術、それらを通して得られるデータの適切な解析手法などに係る知識が求められる。
本講義では、水を対象とし、水系感染症や薬剤耐性菌に関する最新の論文を取り上げ、その内容を概説しながら、そこで用いられている種々の環境分析手法や環境浄化技術等の原理および特徴についても概説し、多種多様な環境分析手法や環境浄化技術等の中から、目的に応じた手法を選択できる能力や、得られるデータを読み取る能力を養い、学術論文の読み方、書き方の基礎を理解する。また、担当者らが紹介する国内外における共同研究などを中心とした最新の研究事例を学び、広く環境衛生に係る先端研究と、それらの成果の社会実装の動向について理解する。

教育内容

メディア等を賑わす環境衛生学・環境工学に係る諸問題について、それらの問題の本質を理解できるように、公表されているデータの裏側にあるデータのとり方、読み方を教授するとともに、一般論としての解決策、最先端の技術動向等についても教授する。また、これらの内容を通して、学術論文の読み方、書き方についても教授する。

教育方法

対面での講義形式を基本とするが、状況によってはZOOMによる双方向オンラインライブ講義に変更することがある。
また、課題を提示し、最終回にこの課題レポートに対して講評することによりフィードバックを行う。

卒業・学位授与の方針と当該科目の関連

DP1 専門領域の基本的な知識を持ち、その領域の研究動向を把握
DP2 必要な研究手法
DP5 データに基づいた論理的な学術論文の作成

授業内容

項目内容担当者日時講義室
1-2環境衛生学序論(1)環境衛生学序論〜水環境汚染と人の健康問題〜
【スライド:日本語・英語】
清 和成
5/9③④A1号館5階505
3-4環境衛生学序論(2)環境衛生学序論〜薬剤耐性菌と消毒〜
【スライド:日本語・英語】
古川 隼士
5/16③④A1号館5階505
5-6環境衛生学序論(3)環境衛生学序論〜水環境における病原微生物〜
【スライド:日本語・英語】
星子 裕貴 
5/23③④A1号館5階505
7-8学術論文の読み方・書き方(1)学術論文とは?/論文の論理構成の組み立て/引用の仕方
【スライド:日本語・英語】
清 和成
6/13③④A1号館5階505
9-10学術論文の読み方・書き方(2)論文におけるグラフ・図・表の使い方/プレゼンテーション資料の作り方
【スライド:日本語・英語】
清 和成
6/27③④A1号館5階505
11-12環境衛生学化学物質による水環境汚染と健康被害を主題とした英語論文の読解・解説
【スライド:日本語・英語】
清 和成
7/4③④A1号館5階505
13環境衛生学研究事例1環境衛生学に関する先端研究の紹介1
【スライド:日本語・英語】
星子 裕貴 
7/11③A1号館5階505
14環境衛生学研究事例2環境衛生学に関する先端研究の紹介2
【スライド:日本語・英語】
古川 隼士
7/11④A1号館5階505
15環境衛生学研究事例3環境衛生学に関する先端研究の紹介3
【スライド:日本語・英語】
清 和成
7/18③A1号館5階505
1-2
項目
環境衛生学序論(1)
内容
環境衛生学序論〜水環境汚染と人の健康問題〜
【スライド:日本語・英語】
担当者
清 和成
日時
5/9③④
講義室
A1号館5階505
3-4
項目
環境衛生学序論(2)
内容
環境衛生学序論〜薬剤耐性菌と消毒〜
【スライド:日本語・英語】
担当者
古川 隼士
日時
5/16③④
講義室
A1号館5階505
5-6
項目
環境衛生学序論(3)
内容
環境衛生学序論〜水環境における病原微生物〜
【スライド:日本語・英語】
担当者
星子 裕貴 
日時
5/23③④
講義室
A1号館5階505
7-8
項目
学術論文の読み方・書き方(1)
内容
学術論文とは?/論文の論理構成の組み立て/引用の仕方
【スライド:日本語・英語】
担当者
清 和成
日時
6/13③④
講義室
A1号館5階505
9-10
項目
学術論文の読み方・書き方(2)
内容
論文におけるグラフ・図・表の使い方/プレゼンテーション資料の作り方
【スライド:日本語・英語】
担当者
清 和成
日時
6/27③④
講義室
A1号館5階505
11-12
項目
環境衛生学
内容
化学物質による水環境汚染と健康被害を主題とした英語論文の読解・解説
【スライド:日本語・英語】
担当者
清 和成
日時
7/4③④
講義室
A1号館5階505
13
項目
環境衛生学研究事例1
内容
環境衛生学に関する先端研究の紹介1
【スライド:日本語・英語】
担当者
星子 裕貴 
日時
7/11③
講義室
A1号館5階505
14
項目
環境衛生学研究事例2
内容
環境衛生学に関する先端研究の紹介2
【スライド:日本語・英語】
担当者
古川 隼士
日時
7/11④
講義室
A1号館5階505
15
項目
環境衛生学研究事例3
内容
環境衛生学に関する先端研究の紹介3
【スライド:日本語・英語】
担当者
清 和成
日時
7/18③
講義室
A1号館5階505

到達目標

多種多様な環境分析手法や環境浄化手法の中から、目的に応じた手法を選択できる能力や、得られるデータの適切な解釈を行う能力の基礎を身につけることができること、国内外の最新の環境衛生関連研究の動向を理解できること、学術論文の読み方、書き方の基礎を身につけることができることを到達目標とする。

評価方法

課題レポート100%

準備学習等(予習・復習)

環境衛生に関連する世界や日本の動向について、関連省庁のホームページや出版物(白書など)、新聞記事等を活用して調査しておく。
講義時間外の学習時間:60時間

その他注意等

英語のスライドは、日本語での学習に支障のある学生が受講した場合に限る。

教材

種別書名
教科書プリントを配布する。
参考書特に指定しない。
教科書
署名
プリントを配布する。
著者・編者
発行所
参考書
署名
特に指定しない。
著者・編者
発行所