英文名 | Histo-and Cytopathology | |
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科目概要 | 医科学専攻(修士課程) 生体構造医科学群 2単位 講義 | |
履修期 | 集中(1か月以内) | |
科目責任者 | 高橋 博之 | |
担当者 | 高橋 博之, 松本 俊英 | |
講義室 |
病理学的手法を取り入れた研究を行うために、各種がんで、臨床病理学的因子データを理解し整理する能力を身に着ける。
当該特論ではヒトの各種を取り上げ、研究に役立つ各がんの取り扱い規約やWHO分類、TNM分類に則した臨床病理学的データのまとめ方を学ぶ。
①対面講義、②Zoomを使用した双方向型のオンラインライブ講義、③各自で収録した動画を配信、課題を課す+学生から課題提出+評価、④資料配布、課題を課す+学生から課題提出+評価。①~④のいずれか(回毎に選択)。提出された課題や質問に対して、教員からのコメントを記載の上、返却しフィードバックを行う。
◎ | DP1 専門領域の基本的な知識を持ち、その領域の研究動向を把握 |
◎ | DP2 必要な研究手法 |
〇 | DP3 医科学研究の専門家としての倫理観やコミュニケーション能力(授与学位:医科学) 医療技術の専門家としての倫理観やコミュニケーション能力(授与学位:医療科学) |
〇 | DP4 研究チームの一員として自分の研究課題について研究を立案・遂行する能力 |
〇 | DP5 データに基づいた論理的な学術論文の作成 |
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 | 講義室 |
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1 | 胃癌の臨床病理学的因子データのまとめ方(1.癌取り扱い規約) | 胃癌取り扱い規約の病理項目について理解し、判定法を学ぶ。【スライド:英語】 | 高橋 博之 | 7/2⑤ | A1号館5階ゼミ室1 |
2 | 胃癌の臨床病理学的因子データのまとめ方(2.TNM分類、WHO分類) | 胃癌のTMN分類、WHO分類の判定法を学ぶ。【スライド:英語】 | 高橋 博之 | 7/2⑥ | A1号館5階ゼミ室1 |
3 | 胃癌の臨床病理学的因子データのまとめ方(1. 癌取り扱い規約、2.TNM分類、3.WHO分類の違い) | 胃癌の癌取り扱い規約、TMN分類、WHO分類の共通点と相違点を学ぶ【スライド:英語】 | 高橋 博之 | 7/2⑦ | A1号館5階ゼミ室1 |
4 | 卵巣癌の臨床病理学的因子データのまとめ方(1.癌取り扱い規約) | 卵巣癌取り扱い規約の病理項目について理解し、判定法を学ぶ。【スライド:英語】 | 松本 俊英 | 7/8⑤ | A1号館5階ゼミ室1 |
5 | 卵巣癌の臨床病理学的因子データのまとめ方(2.TNM分類、WHO分類) | 卵巣癌のTMN分類、WHO分類の判定法を学ぶ。【スライド:英語】 | 松本 俊英 | 7/8⑥ | A1号館5階ゼミ室1 |
6 | 卵巣癌の臨床病理学的因子データのまとめ方(1. 癌取り扱い規約、2.TNM分類、3.WHO分類の違い) | 卵巣癌の癌取り扱い規約、TMN分類、WHO分類の共通点と相違点を学ぶ【スライド:英語】 | 松本 俊英 | 7/8⑦ | A1号館5階ゼミ室1 |
7 | 大腸癌の臨床病理学的因子データのまとめ方(1.癌取り扱い規約) | 大腸癌取り扱い規約の病理項目について理解し、判定法を学ぶ。【スライド:英語】 | 高橋 博之 | 7/9⑤ | A1号館5階ゼミ室1 |
8 | 大腸癌の臨床病理学的因子データのまとめ方(2.TNM分類、WHO分類) | 大腸癌のTMN分類、WHO分類の判定法を学ぶ。【スライド:英語】 | 高橋 博之 | 7/9⑥ | A1号館5階ゼミ室1 |
9 | 大腸癌の臨床病理学的因子データのまとめ方(1. 癌取り扱い規約、2.TNM分類、3.WHO分類の違い) | 大腸癌の癌取り扱い規約、TMN分類、WHO分類の共通点と相違点を学ぶ【スライド:英語】 | 高橋 博之 | 7/9⑦ | A1号館5階ゼミ室1 |
10 | 子宮体癌の臨床病理学的因子データのまとめ方(1.癌取り扱い規約) | 子宮体癌取り扱い規約の病理項目について理解し、判定法を学ぶ。【スライド:英語】 | 高橋 博之 | 7/14⑤ | A1号館5階ゼミ室1 |
11 | 子宮体癌の臨床病理学的因子データのまとめ方(2.TNM分類、WHO分類) | 子宮体癌のTMN分類、WHO分類の判定法を学ぶ。【スライド:英語】 | 高橋 博之 | 7/14⑥ | A1号館5階ゼミ室1 |
12 | 子宮体癌の臨床病理学的因子データのまとめ方(1. 癌取り扱い規約、2.TNM分類、3.WHO分類の違い) | 子宮体癌の癌取り扱い規約、TMN分類、WHO分類の共通点と相違点を学ぶ【スライド:英語】 | 高橋 博之 | 7/14⑦ | A1号館5階ゼミ室1 |
13 | 子宮内膜症と発がんの研究 | 子宮内膜症からの発がんの分子病理学的研究について学ぶ。【スライド:英語】 | 松本 俊英 | 7/15⑤ | A1号館5階ゼミ室1 |
14 | 卵巣癌の研究(1) | 卵巣癌の分子病理学的研究について学ぶ。【スライド:英語】 | 松本 俊英 | 7/15⑥ | A1号館5階ゼミ室1 |
15 | 卵巣癌の研究(2) | 卵巣癌の分子病理学的研究について学ぶ。【スライド:英語】 | 松本 俊英 | 7/15⑦ | A1号館5階ゼミ室1 |
・病理学という学問体系が医学の中でどのような位置付けにあるか、また、何を目標としているかを理解できる。
・病理学用語を理解できる。
・臨床病理学的因子の判定法を理解し、自分の研究に役立てることができる。
評価はレポート(90%)、講義への積極的な参加(10%)の総合評価とする。
講義内容の概要を事前に把握しておく。特に、わからない用語はよく調べておくこと。(予習・復習時間はそれぞれ60分)
1回3時限実施する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | ロビンス基礎病理学 | Kumar (著), Cotran (著)Robbins (著), 森 亘 (翻訳)、桶田 理喜 (翻訳) | 広川書院 |
参考書 | 組織病理アトラス | 小池 盛雄 (編集), 深山 正久 (編集),恒吉 正澄 (編集), 森永 正二郎 (編集) | 文光堂 |